インビジボーRYUKYU 改!琉球大里列伝①『東風平』の地名が秘密を解く重要なカギであった『大里秘伝』

インビジボー改!琉球㊙︎外伝

え〜みなさま、一ヶ月ぶりのご無沙汰でございました!

昨月でラジオの時間(あれ?どっかで聞いたような)は終わってしまいましたが、

オレにはまだまだ伝えたい琉球インビジボーがばんないあるー!

と言うことで、今後はこちらのブログで『インビジボーRYUKYU 改!!』として定期的に書いていきたいと思います。

ィヨロシク〜!

大里ハンパ無い説の再確認と八重瀬からのヒント

これまでにも何度となく、ワタクシの推測であることを断りつつも、

南城市の『大里』こそが、琉球王朝時代、いやむしろそれ以前からものすごく重要なポイントになっていたのではないかと言う話をさせてもらっています。

大里 食栄森御嶽

南走平家説、安徳天皇説、内裏説、為朝伝説、大里鬼伝説、全て大里に関わっている!(自論)

で、今回、八重瀬グスクを入念にリサーチしていた矢先、ふとこんなことを考えた。

八重瀬グスクのすぐ隣には、あの有名な富盛の大石獅子が鎮座しているんだけど、これが大里に向かって睨みを利かせてたら面白かったのにな〜と。

富盛の石獅子 胴体の穴は沖縄戦時の銃弾跡

というのもこの石獅子は、八重瀬グスクの出城『勢理グスク』に鎮座しており、方角的には大里方面に面している出城だからだ。

八重瀬グスクと大里グスクは、尚巴志が三山統一をするもっと前、親族関係で血を争った因縁深い歴史がある。

その勝者である八重瀬系は、その後南山王として君臨していくのだ。

なので、宿敵大里を睨むという形であれば、よりロマンにも繋がるな〜なんて。

まぁ、シーサーは天災や火災、魔除けとして置かれるものなので、敵に向かって立つということはないだろうけども。実際には火除けの獅子として八重瀬岳の方を向かっている。

と、ふと気付いた。

そういや富盛って元々『東風平』だったな。

今は八重瀬町となって存在感は薄くなってしまったけど、元々一つの町で歴史深い史跡も多い。

東風平謝花というヒーローも輩出している。

して、これは昔から気になっていたけど、なんで『東風平』なんだろうって。

方角が付いてる地名でよく言われるのが、

・首里の南にあるから南風原

・首里の北にあるから西原(沖縄では北のことをニシという)

じゃー、なんで東風平は東と付くのに何の方角的な関係性が見えないのか。

どこに対して東だったのか。

『東風』と『南風』に関しては、遥か昔の日本でも

東風で『コチ』、南風で『ハエ』と呼んでいた。

明らかに日本古来の読み方だという。

日本が琉球へ持ち込んできた読みかもしれない。

そんなことを考えながら地図を眺めていたら、強烈なことに気付いたわけだ!

この説をすでに述べてる方っているのかな。

自分としてはこれまでに聞いたことがないので、大発見か!なんて思ったりもしてるんだけど。

大里が古代琉球の大中心説!大里の周りがそれを実証した!

地図を見ていてのあまりの発見に驚いた!

そうか!そうだったのか!!!

大里グスクを中心として考えた時、

大里の南に当たる原こそが『南風原』

西に位置する原が『西原』

そして東に当たる原は、、

ビンゴ!!

『東風平』なのだ!

これはさすがに偶然だとは思えない。

定説のように言われている、首里の南だから南風原なのではない(そもそも位置的に首里の南というのもしっくりこない)、首里の北(ニシ)だから西原でもない(北=ニシ説は薄々おかしいと思っている)!

大里を中心に捉えた時、

まさにその周りを囲む地名のピースがピッタリと当てはまるではないか!!!

東風平の謎の答えはきっとこれだ!

では大里の北には一体何があるのか。

実はここにも相当な驚きがあった。。

その話は次回に持ち越そう。地図を見れば一瞬で分かるけど。

今後の『インビジボー改!』では、ラジオのように時間制限も無いので(^^

書き続けると書きっぱなしになりそうなんで、区切って区切ってお伝えしていこうと思う。

こういう感じでお届けしていくので、今後ともィヨロシク〜!!

ワワワワワケンロー!


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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