コロナは沖縄観光を大きく変える、いや、変わらなきゃいけない

ITロックンローラー

先日のネットショップネタの続きになりますが、

このコロナ禍で、今後の『世界の日常のあり方』自体が結構大きく変わるはず。日々の外出そのものへの感覚、人と接することへの感覚、仕事への感覚。

そして我々自体への『沖縄経済』に最も大きく関わってくる『旅行』という娯楽に対する感覚、『観光客』に対する意識、『インバウンド』に対する意識もだいぶ大きく変わってくるはず。

しかし日常に大きな変化が生まれればそれなりに、それまでになかった新しい物事の概念、新しいサービスの提供という形も生まれてくるはず。経済とはある意味その繰り返しなはずだ。

そしてその一つに『越境Eコマース』、海外在住の外国人向けオンライン・ニュータイプのビジネスも含まれてくるんだと思うのね。

だって沖縄なんてさ、今までこれだけ観光頼みで成り立ってきている小さな島なのに、この先その収入源とも言える『人』が入ってこなくなったらどうする?? 

インバウンドの可能性に満ちに満ち溢れて飛ぶ鳥落とす勢いだったあの状態が、たった数ヶ月でこのありさまだよ? 

いかに場当たり的に、オーバーツーリズムや別軸の柱も見通さずに乗っかってしまってたかの反動とも言えるわけで。。こりゃ真剣に今後の方針転換考え直すよね。いや、直さないとね。島が沈没するよ。

じゃーどうする? そう言ったって鉱物資源も無い、生産力も工業力も無い。

でも、幸いにも相変わらずに観光資源には富んでる。むしろこの数ヶ月、観光地に生身の人間が近寄らなくなったことで、自然の美しさは倍増してるのでは?

皮肉だけれども、ネイチャー分野での観光資源は以前より魅力を増しているのかもしれない。

またこの数年間の観光実績から、インバウンドのとてつもない可能性、インバウンド客にも自信持って打ち出せる魅力を沖縄は持ってるんだ!ということも存分に思い知った。

だったらその辺りの課題と可能性を、これからのIT時代にうまく融合させていけないのだろうか?

例えばバーチャルワールドであったり、オンラインを生かしたICT的な観光サービスの提供だとかさ。

5Gになれば尚更だと思うけど、今の4Gでもオンライン生配信は可能だし、動画を撮ってアップする作業なんて誰でもできる時代。

そして『常に世界とも繋がっている』時代。

オンラインの沖縄ツアーなんてのもありじゃない??

海外からバーチャルツアー客を募って、海外の自宅に居ながらにして沖縄ツアーを味わえる♪

そこは有料化にもできるじゃん?

カードやオンラインマネーで事前支払いにして、いついつの何時に集合(デバイスにログイン)して出発!その後常時カメラをONでツアーを行う。投げ銭スタイルなんかも案外うまく合いそうだよね♪

基本的には旅程は決めておくけど、生映像でどこか気になる場所が映り込んだらリクエストによっては立ち寄ったり。機敏性の範囲は参加人数にもよるけれど、実際には大型のバスなんかではないわけで小回りはだいぶ効きやすい。

逆にバーチャルなので、ある意味乗客は何人でも乗り放題!

ツアーしながら乗客とチャットもできるだろうし、多少英語も出来れば言語の壁も超えられる。

⬇️数年前に360°カメラで撮った那覇大綱挽き祭りの動画。こういうのもオンタイムで観たい人いるよね♪

そんでもってこれからはおそらく、自宅に一つはICTルームみたいのが出来るんじゃなかろうか?

その部屋は、昼間は子供の授業教室、仕事ではバーチャル会議室やバーチャルオフィス、あらゆる事業のバーチャル店舗、夜は飲み屋にも早変わり!

県内外にいる家族とも、その部屋に行けば毎日のように会えたりだとか、シニア世代の安否も確認できる。言わば常時繋がり合ってる状態。

離れた場所に居ながらにして、そして実際には人と接触することなく会話だったり雰囲気だったりを楽しめる。

すでに5Gでは、遠隔操作で何百キロ離れていようと寸分のズレも秒コンマのズレも無い操作が可能なんでしょ?だったら、別々の場所に居ても、地球の裏側に居ても、同じ場所で同じ空間を共有してると錯覚させることは可能だと思う。

その空間が時にバスの車内になったり、時に遊園地の絶叫マシーンになったりだって可能♪

人と会わないように、密にならないように、喋らないように、ってのがまだしばらく続くと考えたら、、しないようにって言ったって、人間の、人としての生活には制限の限界がある。

じゃーそれをバーチャルでもいいから可能になる空間を!というのは自然な流れなはずで、おそらくそういう空間作り&コンテンツ提供が新しいビジネスになってくるんじゃなかろうか。

てところから、まずはバーチャル・インビジブルRYUKYUを決行してみよう!

ボス・イケムラの極寒ダジャレ付き琉球ツアー!なんてね(´∀`)

そんな中から、近いうちに絶対自分の目で直に見て、肌で感じて、現地の空気を吸いたい!

という人が出てくると思うし、ある意味事前にお金を払って前フリの体験をするという感覚になってくるのかもしれないね。

ただ、ほぼほぼがバーチャルで可能になることで、逆に成り立たなくなる業種も出てくるかもしれないけど。。やはり商売も世の中の動きに準ずるしか無いわけで、でもだからこそ逆にニッチにこだわるというやり方も可能性は出てくる。

とにかくコロナで時代は大きく変わる、環境や感覚も変わる、生身の人間との接触、会話が制限されてしまうのならば、バーチャルでもいいから会って話す、という欲望が生まれ、それを実現させる技術はすぐそこまで来ているんだと思う!

沖縄も真剣に考えないと、このままだと経済と共に沈む島になってしまうぞ。

ロックンロールで考えよう!


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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