2月だ逃げずにロックンロール!!
ということで、2月も始まりましたInvisible RYUKYU!!
Invisible RYUKYU 自体のスタートは、実は2018年の2月なんですよね〜(´∀`)
あれから100回の大台を超えて、そして丸2年を迎えました!
今後もブリバリっとインビジブルロックンロール届けていくんでィヨロシク〜!
さて今回は、というか今週から2月ということもあり、インビジブルネタもバリッとチェンジ!
今週からは『西原町』をお届けしていまーす!!
勘のいい方はピンと来てるかもしんないけど、いよいよ次週から始まる琉球ドラマ『尚円王』に便乗して!!西原町紹介をここでもさせてもらって、より皆さんが琉球の歴史に興味持ってくれたらという思いでね、ピックアップしてみたというところ。
と、その前に2月の沖縄といえば、やはりプロ野球キャンプ!ですよね♪
エフエム沖縄毎年恒例のキャンプ情報コーナーが今年も今週からスタートしまして、芸人『仲座センパイ』と、あの魂のピッチャー!『ジョニー黒木』こと『黒木知宏』元ロッテ投手がゲストに入っているんです♪
ちょうど7時台自分のインビジブルすぐ直前にコーナーが入っていたんで、野球熱が冷めやらずにコーナー入りのボスアカペラ歌謡曲も、ノリで『ピンク・レディー』の『サウスポー』を歌ってしまったさ〜(´∀`)
背番号1のスゴいウチナー土産〜♪ わーたしパンクなチンスコウ〜♪
なんてなー!! おふざけがよろしいようで。。ワワワワケンロー!!
と、前置きだいぶ長くなったけど、本日のインビジブルは『西原町』!!
実は西原とプロ野球にだって深い関わりあるんだぜ〜(´∀`)
何と言っても、あの侍ジャパンにも選ばれた中日ドラゴンズの『又吉克樹』投手は、西原高校の出身!!高校時代には目立った成績は残せなかったらしいけど、大学での活躍が目覚ましく、四国アイランドリーグからプロ野球にドラフト入団するという異色の経歴を持つ選手。
さらに弟の又吉亮文投手は、高校こそ浦添高校だけども、兄と同じく四国アイランドリーグを経て、去年沖縄で創設された琉球ブルーオーシャンズへ入団が決定し、県出身者としても今後の期待がすごい大きい選手!
その西原高校、みなさんご存知のように文武両道、スポーツに芸術にと非常に高いレベルにある高校ですよね。
まず、バレーボールと言ったらやっぱり男女ともに西原高校、バスケも強いし、野球も1強豪と言えるほど。
さらにスゴいのは、マーチングですよね!
日本の全国大会で最優秀賞を何度となく獲得するばかりか、世界一にも数回輝いているほどの実力校!!
吹奏楽をする子供達の憧れの憧れですよね♪
そして教育という点で言えば、県内唯一の国立大学『琉球大学』があるのも『西原町』、そして『キリ学』こと『沖縄キリスト教学院大学』、『キリスト教短期大学』が存在するのも『西原町』ということもあって、西原町は『文教の町』と謳っているんですね〜。
この大学二つはもともと首里にあったのが移転してきたという経歴はありはするんですけどね。
歴史的な側面から西原町を見てみると、よく言われることではあるけれど、
西原の『ニシ』はそもそも沖縄の言葉では『北』の意味。北風のことを『ミーニシ』と言ったりするもするよね。
ちなみに西のことは『イリ』と言う。ややこしいけども。
首里王府の北側に広がる原っぱのような台地という意味から『西原』と名付けられたと。
もともと首里王府直轄のエリアで、首里の石嶺や末吉も含み、さらに那覇の天久、泊あたりにまでに及ぶ巨大な間切だったらしい。
王府直轄の農村として発達し、特にサトウキビの生産地として盛り上がりを見せていく。
実は西原出身の大城助素(すけもと)氏という方が、大正時代にそれまでの圧搾機サーターグルマから大幅に器具の改良をして、圧倒的に効率良くサトウキビを絞れるサーターグルマを開発し飛躍的に生産量が向上したらしい。その功績もあってか、西原町はますますサトウキビの生産地とし名を馳せていく。
戦後には大規模の製糖工場が村内だけで2つも操業していた。
その後2社が合併して中部製糖となり、未だかつてないほどの製糖業として成長するものの、じょじょに時代の流れとともに衰退し、遂に平成11年にはそれまで町のシンボル的な存在でもあった2つの大きな工場の煙突もろとも姿を消すことになった。
最近なのでその存在を覚えてる人も多いと思う。
その工場跡地が実は今のサンエー西原シティであり、その西原の製糖事業全盛期の名残と感謝の意を込めて、西原シティの敷地内に『製糖記念小公園』という小さな公園、というよりもむしろ屋外資料館のようなスペースが存在している。大通りとサンエー駐車場の間にあるんだけどなかなか気付かないかもしれない。
そこにはサトウキビを担ぐ人のモニュメントや、
サトウキビ圧搾機のレプリカなんかも展示されている。
また当時の写真やこれまでに至る経緯なども展示説明されていて、色々な歴史を知ることができる。
現在の西原と言えば、那覇市のベットタウンということもあって急速に開発が進み、沿岸部では製造業の企業や工場がひしめく工業地帯にもなっていて、県内ダントツトップの製造品出荷額を誇るまでに成長している。
名だたる製造企業が西原町で操業していますよね♪
ラジオでは時間短縮のために伝えませんでしたが、南西石油、かねひで、オキコ、森永などなど、他にも多々!
で、今でこそ全国的にポピュラーになっているデザインマンホールもここ沖縄が発祥の地で、実は西原にある『沖縄鋳鉄』さんが開発したということ♪
もともとマンホール製造を担っていたんだけど、本土復帰を機に内地企業に市場を奪われることに大きな危機感を覚え、起死回生のアイデアで浮かびだしたのがデザインマンホール。それまでの無機質な大量生産のマンホールに勝てるのはここだと。
そこから今では全国各地のマンホール受注を受けるまでに成長。
ピンチはチャンス、まさにそういうことの実証ですな♪
そうそう、ちょうどタイミングよく西原町の内間御殿側ではコスモス畑が満開になっているので、そちらも都合付けば足を運んでみてください♪
ということで、今日はまだまだ触りの部分の西原町ですが、今後よりディープなインビジブル紹介していくんで、そこんところィヨロシク〜!!
放送後の一枚は、やっぱりキャンプを絡めて〜これだ!
ワワワワケンロー!!
E.KEMURA
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