ギノワンダラー Vol.19 『旧真志喜駅跡付近にも歴史的泉が!』

ギノワンダラー目指せ宜野湾大使!

軽便鉄道大謝名駅を通過し、ワイトゥイトンネルで現58号線を斜めに横切り、ティーチガーを越え、現在のかねひで真志喜店あたりに『真志喜駅』があったという。

かねひでのすぐ裏の通りから、ターンム(田芋)畑(水田だけど)を横目にして北向けに走れる道路がありますよね。

この道路こそがかつての軽便鉄道の線路なんです。

北向けターンム畑が見え始める直前、右手にはすでに使われなくなったカー(湧き水)がフェンスに囲まれるような形で残っていて、その少し先に行った左手(ターンム畑側)にはこんもりとした塚のような場所がある。

この辺りが正確には真志喜駅があった場所らしい。

その小さな塚を下に下っていくと、勢いのいい水の音が聞こえ目の前に現れるのは水量が豊富なメンダカリヒージャーガー!

ちなみにヒージャーガーと呼ばれる湧水は県内各地にあるけど、一般的に『樋』が付いているカー(湧水)のことを『ヒージャーガー』といいます。

こちらのメンダカリヒージャーガーはいくつかの仕切りがされていて、男用、女用、着替え用とあったらしい。

カーを前に振り返ると、一面に広がる緑!

今はターンム生産者も後継問題が大きく、どんどん田芋の作地は減少しているらしい。。

どうにかこの光景を残してもらいたいもんだが。

またまたちなみにだけど、そこからターンム畑を目の前にして、畑の先に宜野湾バイパスがある。

このターンム畑の終点が昔の海岸であり、道路を含め現在の海側までの地は埋立地である。

もちろんコンベンションセンターや宜野湾市体育館などなども埋立地の上に建っている。

戦後真志喜地区には大規模な米軍施設が置かれ、返還された地に今の新しい街並みが出来た。

そのあたりも伝えないといけないし、これまた面白いので次回に紹介!

宜野湾西岸湧水群のネタはだいぶ前にもアップしているので、まとめて興味ある方はこちらもどうぞ😁

今回の場所はこの辺り

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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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