伝説の武人『スヤーサブロー・宮城嗣吉物語』

ロックンロール読書

週末は台風連鎖の影響もそこまでなく? 

いや、あるっちゃあったのか。イオンライカムやイオン北谷では落雷による停電が起こったとか。

とりあえず雨量はすごかったな。

ジャングリアはさすがに気の毒です😅

おそらく、今帰仁勢理客のノロが雨を降らせたのだろう😅

「おもろそうし」にある通り、「刀」という会社がまさにヤマトから来た「鎧」なんだね🤣

内容合っていすぎてしかむ🤣

と、そんな雨のおかげで(シンポジウムにも間に合わず帰宅)、時間ができたので、ちょうどいい読書ウィークエンドにもなった♪

前々から読んでみたかったこの本を図書館で見つけたので😁

「スヤーサブロー・宮城嗣吉物語」

正直、「スヤーサブロー」という武人の名前は聞いたことはあったけど、

宮城嗣吉さんという方がその人物だということは初めて知った。

そして沖縄の空手界において欠かすことのできないロックな人物だったということを深く深く知ることができた!

でーじ面白かった♪

小説風な内容なんだけど、おそらくほぼ実話なんだろうし、本の中に出てくる様々な登場人物が、え?この人も出てくるの!? え?この人も!? というような著名人ばかりで、そのつながりにもゾクゾクしたやっさ😁

嗣吉の師匠となる當眞嗣善は糸洲安恒の愛弟子であり、同じく糸洲の愛弟子であった知花朝信とは兄弟弟子であったという。本部朝基や宮城長順、他にも錚々たる空手大家の人物名も登場する。

また、当時の花形娯楽であった劇場の運営にも大きく関わっており、「沖映通り」の通り名となった「沖映本館」を開館させた人物でもあったよう🎬

巷では、「ベストキッド(洋題:Karate Kid)」の「ミヤジ先生」のモデルとなった人物と言われているようだが、個人的にはちょっと疑問もある。

さらに、琉球史を少しかじっている人であれば、この嗣吉の「嗣」は第一尚氏の「孫氏」の流れなんだろうなと勘繰るだろうし、著者の「船越義彰」さんも空手の大家「船越義珍」の「容氏」の流れなんだろうなと予想する😁

こういうところも面白いんだよね♪

ただ、こちらの「スヤーサブロー」はすでに伝説の本にもなってるようで、購入しようとすると1万〜3万円くらいで取引されているらしい😅

でも面白かった!

ワワワワワケンロー!


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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