やはり何かしら違和感を感じざるを得ない中城の集落群。
初期王都の『中城』(ボスイケ勝手自論)の集落名には、曰くつきの『安里』(安里大親:金丸クーデター首謀者)、『泊』(泊宗重:尚徳王から泊地頭を拝任)、『奥間』(奥間大親:察度の父で鍛冶屋の異名を持つ)がある。
国頭の『奥間』には金丸を匿ったという奥間大親直系の座安家があり、
今でも吹子が祀られていたり、かぎやで風(鍛冶屋手風)発祥の碑もある。
そして『安里』と『泊』というと、一般的には隣り合う那覇の安里と泊を思い浮かべると思うが、実はその二つの地名ともが中城にもある。
というか中城こそが大元じゃないかと考える。
さらに言うと、同世代を生きた安里大親(第二尚氏立ち上げ勢力)と泊宗重(第一尚氏最後の王・尚徳王親族)の関係性は非常に重要で、居住地も近く一触即発状態だったのではないだろうか。
この二人の存在こそがその後の琉球の行方を大きく左右したとみる。
写真は中城の安里にある村ガー(湧水)とティラ。
カーの造りも意味深だよな。
護佐丸図書館も中城安里に新築された。
現在、企画展『中城城跡のひみつ』も開催されているので、興味ある方はぜひこの機会に!
ワワワワワケンロー!
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E.KEMURA
代表 : 株式会社 琉球Press
沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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