Invisible RYUKYU 第89回目は『ジノーン昔話、街中の御嶽と化け猫伝説』

10月ラストの週! 今週までは我らがホームグラウンド『宜野湾市』をお届けしました〜!

宜野湾最後のインビジブルは、少しファミリー向けに寄せて、ファミリーで楽しめるジノーンを紹介!と思ってたんだけど、時間が足りない!って事で、ラジオで紹介しきれなかった部分はブログで紹介していきます♪

まず、宜野湾に纏わる昔話!

先日にもお伝えしたけど、宜野湾普天満宮には諸説あるけども女神の伝説というのがあって、首里の桃原町と大きな関わりがあるんですね。

その昔、首里桃原町には絶世の美女と呼ばれる美人姉妹がいた。

その妹の方は割と社交的で、早々に結婚をしてしまう。

しかし姉の方はほとんど家から外に出る事もなく、見た者も少なくその噂だけが町中を飛び交っていた。

とある日、妹と結婚した旦那の方が、身内なんだから一目お前の姉さんの姿を見せてくれよと。

そこで妹の方は仕方ないわね、今度実家に行く際に、私の後ろから姉に知られないように覗くといいわと。

で、二人して首里の実家を訪れた際に、計画通りに妹の後ろから姉の姿を覗く夫。

しかし、姉のあまりの美人さに、うりひゃ〜!と言ったかどうかは定かじゃないけど、とっさに声が出てしまい、それに気づいてしまった姉は気が動転して一目散に外へ飛び出て走り去ってしまう、姉を追いかけるも見失い、その姉が最終的に逃げ込んだのが普天満洞穴で、そのまま女神になってしまったという話。

ここまでの話は結構知られていて、洞穴にも説明文があるんだけど、実はこの走り去ったルートというのが今回のキーワードで、首里から嘉数に入り、普天間まで走り続けるわけなんだけど、

その途中で姉が休んだとされる洞窟がある。

それが今でも地元の人間から御嶽として崇められてる神聖な場所なんだけど、え?こんなとこに?っていう場所にある。

それが330添い、浦添から北向けに走ると浦添大公園を右手にもうちょい行くと、左手に嘉数高台公園に抜ける新しい道がある。ちょうどファミリマートがある交差点。

その交差点って、何か側から見ると不思議な作りになってるな〜と思った事ない?

別に陸橋が通ってるわけでもないのに壁が高くなってるなと。

実はここにインビジブルが隠れていて、この壁の中にティラガマという洞窟があってその御嶽が祀られているわけ。

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ほんとあれだけ交通量の多い都会の中にポツリと潜んでいる洞窟。戦争中には多くの人が避難し隠れていた場所でもあったと。

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道路拡張の際に、ここは削れないという事で残されているんだろうね。洞窟自体に人工的に支柱を立てて保護している。それだけ神聖な場所なんだよね。

あと、その付近のバイパス自体をじっくり観察して見ても、当時がどういう感じだったのかが見えてくる。

ファミマの反対側にはちょこっとこんもりした山があって、バイパスを通すために山を切り開いたんだなと。

で、その小山の麓、人が歩く歩道添いにはポッカリと口を開けたガマが今でも見て取れる。金網で塞がれてはいるけど、道路からはっきりガマだということが分かる。

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もともと嘉数野戦病院壕だった場所らしい。

嘉数と言えば、嘉数高台公園!

普天間飛行場が一望できる展望台もあって、全国ニュースなどでも知事や市長が政府の要人に現状を伝えるためにテレビなどでもよく映されますよね。

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飛行場はもちろんだけど、東シナ海も一望できてすごい絶景も楽しめる場所。

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それから実は嘉数高台は、ハクソー・リッジで有名になった前田高地よりも一つ前線手前の高台陣地ということで、かなり激しい地上戦が行われた場所と言われている。その激しさを垣間見れるのが公園内登頂付近にあるトーチカ跡、トーチカとはコンクリートで固められた部屋のような陣地で、鉄砲の銃口を部屋の外へのぞかせることができる小窓があり、そこから相手軍に向けて攻撃をしていた。その跡地がしっかり残っている。

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さらに公園内広場には銃弾の跡が残る当時の屋敷の壁も保存展示されている。

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また高台という特徴がら、かなりの地下壕が掘られていたらしい。未だ調査が進められていない部分もあるようだ。

それとこの嘉数高台公園にも一つ面白いインビジブルがあって、敷地自体とても広くてゲートボールしたりお祭りしたりできる広場があるんだけど、その広場のトイレを挟んで道向かいに妙な空き地があるんです。

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一見別のゲートボール場かな〜と思うような長方形型の広場。

実はこれ、もともとそこに屋外プールがあった跡なんですね〜! つい数十年前まで市民プールとして存在していたようですよ♪

残されている階段とか見ると、なるほど〜プールっぽい!というのが分かります(^^)

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話変わって、大山にも面白い昔話があって、ガマに住む化け猫伝説!!

大山の普天間飛行場ゲートに上がっていく、ゲートほんと手前あたりにちょっとした森道に入っていける入り口があります。

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入り口にもしっかり『マヤーガマ』と書かれていて、猫の絵なんかも描かれています(^^)

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そのまま入っていくと、少し下っていく階段があって、そのまま降りていくと大きなガマが現れます!

ほんとに化け猫でも住んでいるかのようなガマ。

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このガマにはその昔マジムンが住んでいて、猫に化けては夜な夜な子供をさらってガマに連れて行き、子供達が消息不明になっていたんだとか。

そこで困った住民たちのために地元の力自慢が化け猫を懲らしめて、ガマの中の甕に逃げ込んだ猫を閉じ込め棕櫚で巻いて2度と出れなくしてしまったと。

そこからマヤーガマと呼ばれるようになったらしいんだけど、やはりガマは危険だから子供達に遊び半分で近づいてはいけないように受け伝えられてきたストーリーなのかもねって話でもあるよう。

で、この化け猫ストーリーを逆手に取って大山のプロモーションに利用しよう!と立ち上げられた企画が、大山自治会で作成された化け猫をイメージした公式キャラクター『タータ君』と『ムムちゃん』!!

ターンムにも引っ掛けてるのよね♪

ラインスタンプにもなっていて、大山自治会の間ではトレンドになっているとか!?

こういう動きってすごく素敵だな〜と思うよね♪

自分たちの地元を愛し、広く知ってもらうためにプロモーションを計り、知名度も上げつつ特産品も広めていく、観光スポットも知らせていく。

自分たちの地元の結束にも繋がっていくし、今後希薄になりつつある自治体の横の繋がりの理想型じゃないかな〜と思う。

皆さんも地元インビジブルを発見して地域おこしに繋げていってはいかがでしょうか?

と、ここから先がラジオでは紹介できなかった部分、宜野湾の公園シリーズ!!

宜野湾、やっぱファミリー向けにはとてもいい場所だな〜と思う。

公園だけでもすごい数あるし、何より面白い公園が多い(^^)

その辺、面白シリーズをいくつか♪

まず、巨大シーサー自体が遊具となっている真志喜の『シーサー公園』!!

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シーサーの胴体に登っていって、滑り台となっている前足を滑り降りる!

これは楽しい!!

そして住所は大山になっているんだけど、シーサー公園からすぐ近くには『アダン公園』

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ここもすごく奇抜で、アダンの木をイメージしてるんだろうね。

木の内部に入ることができるんだけど、何と言っても根っこ部分!

これがトンネルになっていて、ところどころに穴が空いて出入りもできる。

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これも子供達にとってはワクワクもんだろうね〜!

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さらにこれまたすぐ近くの真志喜住宅地に『わかたけ児童公園』

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ここはもう、水の公園! おそらく湧き水を利用しているんだろうけど、大きな池があってデカい亀のモニュメントがあって、魚もたくさん泳いでる。

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水が常時流れているので綺麗だし、せせらぎがなんとも心地のいい公園♪

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そして大通りに面した『いすのき公園』、さらに少し行った所には同じ真志喜内に『ロケット公園』!!

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こんな小エリアにこれだけの公園が立ち並んでる場所ってなかなか無いんじゃないかな?

公園のハシゴも楽しいエリア♪

もちろん『いこぱ』だとか、コンベンションセンター内の遊具エリアだとか、最近ではこの間ダーさんに教えてもらった上大謝名にできた上大謝名公園なんてのも楽しめる!

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公園だけとっても特集が組める宜野湾市、今週で一旦終了ですが、またそのうちに紹介します!

放送後の一枚は、みんなでジョニー宜野湾さんをイメージしての、ギター? ウクレレ? を持っての『まさかやー!』ポーズ!!

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ワワワワケンロー!!!


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E.KEMURA
沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字マガジン Okinawanderer の発行、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中!