はいさいワケンロー!!
昨晩もエフエム沖縄Sh@re TIME内、ロックンロールInvisible RYUKYU 聴いてくれましたか〜!?
昨日の分もすでにラジコで聴けますので、興味のある方はぜひぜひこちらからお聴きください♪
さて! 昨晩のInvisibleでは、オキナワンダラー最新号6月10日号からネタをピックアップしてお届けしました(´∀`)
その内容とは『糸満特集』!!
というのも、糸満と言えば『糸満ハーレー』! そしてその糸満ハーレーは今週の日曜、旧暦の5月4日(ユッカヌヒー)に行なわれるからなんですね〜♪
で、糸満ハーレーについてチラッとお話したのと、糸満の隠れスポット(であろうと思う^^;)『カデシガー』と『与座ガー』の二つの湧き水紹介をお届けしました♪
ボス、湧き水好きだな〜( ̄▽ ̄;) と思われているかもしれないですが、、、
はい! 湧き水大好きなんすよ〜(´∀`)♪
なんか癒されない? つーか、あの水の流れる様子、しかも自然の中に置いての透明度の高い水が湧き出てては去って行くあの諸行無常というのか、川の流れのように by 美空ひばりのような、あの自然が織り成す自然美というのが大好きなんですよね〜♪
もちろん海の潮の満ち引きだとか波が引いては返すあの感じも大好きで、そういう自然美に癒しを求めてしっちー朝に海を訪れてたりするんです♪
なので今後も『湧き水』はInvisibleスポットのキーワードにはなると思うので、、そこんとこィヨロシク〜!
さて、そのへんをおさらいしていきたいと思いますが。
まず、糸満ハーレー!!
今や『ハーリー』と呼ばれる方が一般的でメジャー化して長いですが、実はもともとは『ハーレー』という言い方が伝統的のようで、糸満では未だにその昔の呼び名で『ハーレー』と呼んでいるとのこと。
そしてもちろん、ウミンチュの街である『糸満』なので、今でも旧暦を重んじる生活を続けていること。
考えてみれば当たり前のことで、つい最近まで沖縄、アジアでも太陰暦で生活をしており月の満ち欠け、潮の満ち引きを基準に漁に出かけていたりしていた。
それは太陽暦がスタンダードとなった今でも、漁師たちは潮の満ち引きで漁に関することは判断する。
とあらば、航海祈願や大漁祈願の祭事である『ハーレー』も旧暦で行なうのは当然と言えば当然なわけなんですね。
で、また面白いのが、ハーレーのちょうど1週間前にはサンティンモーという高台でハーレー鉦という鐘が鳴らされ、ハーレーまであと1週間という合図が打ち鳴らされます。その間に村の若者たちが村一番の早いサバニを選ぶ期間になっていたと言われています。
そして昔から言い伝えられているのが、これも太陰暦に起因しているんであろうけども、『ハーレー鉦が鳴ると梅雨が明ける』と言われているんです。
そんなバナナ〜!? と思ってしまうと思うけど、ホント糸満ハーレーの日って自分の記憶の中でも晴れてる日しか思い浮かばない。
それに旧暦の行事、風習などって科学的には解明出来ないほどに自然界とマッチしてて、驚くことが多々あるんですよね。
例えば浜下りとか、スク漁とか、ムーチビーサなんてのもビックリするくらい歴に沿うわけじゃん??
そんなこんなの旧暦の『糸満ハーレー』!ほんと当日は子供から年寄りまで大いに盛り上がる糸満きっての大きなお祭りとなっています♪
那覇ハーリーは新暦の5月3、4、5と行なわれるわけですが、旧暦のハーレーは5月4日のみ! 5日はグゾーバーレーと言って海で亡くなった人たちがハーレーを行なう日らしく、糸満のウミンチュは旧暦の5月5日には漁には出ないらしい。
しっかりとユッカヌヒーを楽しんで、翌日は休んで英気を養って、またその翌日からバリバリと働くんだとか(^^)
今年のユッカヌヒーは新暦の日曜(17日)に当たっているので、更に盛り上がることだと思いますよ♪ ぜひ、足を運んでみてください♪
それから、糸満にある面白ガーについてもお話しましたが、今回は市大里にある嘉手志川(カデシガー)、そして与座にある与座ガーを紹介しました♪
どちらも水量が太い泉で、双方ともに夏場には子供たちの遊び場として人気があります(^^)
カデシガーは自然が作り出したプールのような形をしていて、わりと大きめの魚もゴロゴロ泳いでいます(^^;
カニを獲ったりエビを獲ったりする子も多く、網を片手に奮闘している姿を多く見かけますよ♪
なかなか最近では自然と戯れる遊びを楽しむ機会が減っていると思うので、この夏は子供たちを連れて思い切り自然と遊ばせてみてもいいのでは!?
ここは、南山城跡のすぐ近くにあり、南山が栄えていた際にも大事な水源として重宝されていた。
しかし、南山国最後の王と言われる『他魯毎(タルミィ)』が尚巴志から金屏風とこのカデシガーを交換しないかと持ちかけられ、後先考えずに交換してしまい民衆からの反感を買って遂には滅びてしまったという伝説が残る。ホントかどうかは疑わしいけどね(^^;
それだけ水というのは大事な存在であることを知ることが出来ますね。
それから与座ガー、ここはカデシガーとは打って変わってすごく近代的な湧き水公園になっている。こちらの水量もすごく豊富で、常に気持ちいいくらいの水が湧き出ては流れている。昔にはこの水量を利用して水車を回し製糖作業に使っていたらしい。
今もこの水を農業用水としてだと思うけど、ひっきりなしにタンクを積んだトラックで汲みにくるオジさんたちがいて、ちゃんとそれ用に太いホースが何本か用意されていて、その水量故にあっという間にタンクが満杯になっては運んで行ってる。
さらに公園内には人口プールがあって、そのへんのプールと変わらないような水遊びができるスペースがある。水も冷たいし、常に湧き出ては流れているので淀みもない。子供たちには恰好の遊び場となっている(^^)
他にも糸満では、西崎の親水公園でも人口岩に流れる滝で思い切り水遊びも楽しめるし、池の上を滑るローラースライダーも大人気!
他にも紙面では歴史的なスポットとして、サンティンモーや具志川城跡、喜屋武岬などなども紹介しているので、ぜひぜひ紙面を手に取って読んでみてくださいね〜!
そして来週のInvisibleでは、また違った角度の糸満を紹介します!
ィヨロシクワケンロー!!!
E.KEMURA
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