Invisible RYUKYU 第84回目は『コンベンションセンターに隠れた琉球!』

Wandering Okinawa!

カチャーシーカチャーシー、カチャーシー!!!

ということで〜!

カチャーシーと言えばの『とびんすはにんすカチャーシー大会&はごろも祭り』も迫ってきたので、今週からはその会場となる我らがホームシティ『宜野湾市』を取り上げていきたいと思います!

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宜野湾は方言では『ジノーン』と呼ばれ、『ねたてのまち』とも謳われますね。

『ねたて』というのは、根本、中心という意味があって、かつて宜野湾が政治経済の中心であったことを示す意味で使われていたんだそう。

ただ、やはり先の大戦にてムラ全体としても大きな被害を受け、その後の発展にも大きく影響を及ぼしてきました。

しかし今、沖縄がこれだけ急スピードで発展を遂げる中、古き良きも持ち合わせながら、どこへ行くにもアクセスの利便性が高く、長閑な街並みも癒しを与えてくれる場所として人気が高まっていますよね♪

そんな宜野湾インビジブル第一回目は、まさに『はごろも祭り会場』となる宜野湾海浜公園、そして沖縄コンベンションエリアのインビジブルをお届けしました♪

そのフォローアップをこちらにて(^^)

聞き逃した方はラジコでの後追いでどうぞ!

まず、宜野湾コンベンションエリアは、昨年に浦添西海岸道路も開通してますます活性化著しいエリアになってきており、特に宇地泊や真志喜エリアに一気に近代住宅がバンバン建築されてきて、アパートやマンション、カフェやスーパーなどが立ち並び、大山小学校の分校であるはごろも小学校も開校し、かなり賑やかなエリアになってきました。

なぜこんなに急激に発展を遂げ出しているのでしょうか!?

そこにはやはり沖縄特有の基地問題が絡んでいるんですね〜。

実はその昔、とは言ってもそんな遠い話ではなく、宇地泊にはキャンプブーン、そして真志喜にはキャンプマーシーというアメリカ軍基地が存在していました。

キャンプブーンは牧港川河口沿いのあたり、

キャンプマーシーは今の宜野湾警察署、真志喜中、宜野湾高校のあの辺り一体だったんですね。

キャンプマーシーのマーシーは、特別真志喜だからのマーシーでは無いようで、病院施設などが入っていたことから慈愛などの意味の『Mercy』からだという説が有力。

我ら琉球プレスの事務所もまさにその跡地にあります(^^;

沖縄が日本復帰後、キャンプブーンは昭和49年に、キャンプマーシーは昭和51年に返還されました。まだたった40年ほど前の話なんですね。

なので30年ほど前までは、宜野湾58号線北向けの大謝名あたりの反対側は、まだ基地返還後の開放地としての名残が残っていて、フェンスなんかあったりもしましたよね。

こんな動画もありました! すげー!

“沖縄アーカイブ研究所より”

その一帯が今一気に開発ラッシュになっていて、どんどんと新しい街づくりが行われているという話なんです。

そこでちょっと面白い話が、当時そのキャンプブーンという敷地内に米軍のクライスト・ザ・キング・インターナショナルスクールという学校が開校するんです。

で、そのキング・インターナショナルスクールが後に真栄原に移転し、今の沖縄カトリック小学校となるんですが、そのインターナショナルスクールの卒業生になんと!!

日本のアイドル第一号とも言われる『シンシア』こと『南沙織』さんが通っていたんですね〜♪

その頃からバイリンガルだったとか。

で、後に沖縄のテレビ局でアシスタントとして働いていたところ、本土の有名音楽関係者の目に止まりトントン拍子にデビューが決まったんだとか。

デビューの年1971年にあの『17才』が日本レコード大賞の新人賞!

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まさに彗星の如く!という例えがぴったりのアイドルですね♪

そして昭和62年、西海岸埋立事業の末に沖縄コンベンションセンターが完成!

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今ではMICE事業のみならず、有名アーティストなどのライブ会場としても県内1の知名度を誇る施設となっている。

自分も永ちゃんライブにも行ってロックンロール叫んできたからね!

すぐ隣には宜野湾海浜公園、宜野湾マリーナ、そして大人気のトロピカルビーチ、近年では大型商業施設も次々に誕生して、宜野湾を、いや沖縄を代表するレジャーエリアとなっていますね♪ その名もコンベンションエリアと名前が付くほど! アムロファンの間でも野外劇場でファイナルコンサートがあったり、アムロ花火の会場となるなど聖地となっているとかね。

そんなコンベンションエリアのコンベンションセンターにも実はインビジブルが。

誰もがインパクトを受けるあの緑色の奇抜な巨大建物群。施設としては展示棟、劇場棟、12もの会議棟から成り立っているんですね。

そしてあのデザインにはしっかりとしたコンセプトがあって、

展示棟は鳥や太陽の『空』、会議棟は生物が住む『海』、そして劇場棟は人々を表す洞窟の『洞(ほら)』をイメージしているとのこと。

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そう言われてみればなんとなーくイメージできるよね♪

そして展示棟と劇場棟の間、会議棟の前には噴水が涼しいパーゴラという中庭がありますよね。

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そのパーゴラ手前にはまた人口の池みたいなスペースがあるんですが、その池の上に吊り下がっているのは?

あまり気にして見たこと無いと思うけど、

実はあの!

『万国津梁の鐘』のレプリカが吊り下がっているんです♪

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ここコンベンションセンターには日本国内からのみならず、海外からの訪問者も多い、国際機関関連のイベントも多く開催されるというところから、

琉球王国がかつて繁栄を極めた海洋国家であったことをアピールしていくという意味合いも感じられますね♪

へ〜、コンベンションに万国津梁の鐘のレプリカあるんだ〜というのでも興味深いですが、

なんとのこ鐘、実はNAHAマラソンの号砲にも使われるあの鐘で、名だたる有名人たちがNAHAマラソンのスタートを告げるためにスタートラインで市長と供に鐘を鳴らしますよね!? あの鐘がその時にはここから持ち運ばれて、号砲の合図を送っているとのことだったんですね〜♪

あの鐘を〜今年鳴らすのは、だーれーだ〜!?今年は!?ってね!

今度コンベンションいく際にはぜひチェックして欲しいのと、今年のNAHAマラソンのスタートにもぜひ注目してみてください♪

ちなみに本物の鐘は重要文化財として県立博物館・美術館にて保存されていますね♪

と、コンベンションの話に少し戻りまして、今年2019年12月には、全国育樹祭が沖縄で開催されることになっていて、コンベンションセンターで行われる式典には秋篠宮ご夫妻が参加される予定であるとのこと。育樹祭自体は、平成5年に行われた植樹祭の現場である糸満市米須沖縄県平和創造の森公園で行われるとのこと。

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宜野湾マリーナは沖縄県内最大級のマリーナで海上陸上合わせると630艇もの船を収容できるサイズ、日本でもトップクラスの規模だとか。

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最近ではマリーナ内でBBQを楽しめたりもします。

そして運動公園内には今年10月に屋外運動場もリニューアルオープンし、ますますスポーツイベントも盛んな場所になっていきそう♪

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ベイスターズも毎年やってくるしね♪

トロピで散歩してたらラミちゃん会ったこともあるからね♪

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そんな見所たっぷりのコンベンションエリアを紹介しました!

宜野湾特集、まだまだ続くぜ!!

お楽しみにワケンロー!!!

放送後の一枚は!

やはり〜!

カチャーシーカチャーシーカチャーシー!!!

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ワワワワケンロー!!


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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