今日は5月15日、沖縄の『復帰記念日』ですね〜!
1972年の今日、沖縄は戦後27年に及ぶアメリカの統治下から日本に復帰し、日本の一部に戻った日になるんですよね。
復帰の年に生まれた人たちのことを『復帰っ子』と呼ぶけど、それももう46歳になるんですな〜(^^;
46年経った今もいろいろとなんだかんだあるけど、まずはその事について知っておくこと、たった50年前まではウチナーンチュは本土へ行くにもパスポートが必要だった、通貨はドル、車は右側通行、そういう島だったということはまず歴史認識として知っておく必要があると思う。
そこからなぜそうなったのか、時代背景には何があったのか、島の暮らしはどうだったのか、沖縄の立ち位置はどうだったのか、そういうところへ興味を広げてもらえたらいいと思う。
まずは知ること、興味を持つこと。
そこに対しては、もうちょっと若いアイデア捻れないかな〜とは思うのよね。
やっぱさ、正直取り上げ方が重くない?? 確かに46年も経っているのに、あの頃と何ら変わらない現状がある、という言い分も理解できる。
しかしさ、その部分だけ引っ張っててもさ、若い人にはなかなか伝わらないと思う。
そういう部分も大事なんだけど、もっと手始めに『知ってもらうこと』が必要で興味持ってもらうことが先じゃない?
であれば、逆に復帰したことについてもっと明るい伝え方、大規模なイベントみたいなことやってしまってもいいんじゃないかな?
他国では独立記念日なんかはすごい派手にやるじゃない? もうセレブレーションもセレブレーション! 一年で最も派手に盛り上がる一日でもある。
状況を一緒にするつもりは無いけど、それくらい派手にというか、とにかく印象に残るような試みもいいんじゃないのかなと。
その当時はこの沖縄返還はものすごい話題になって、それこそお祭り騒ぎになっていたはず。(中には望まない人がいたことも分かるし、それはどの国だって同じだと思う)
それがなんだか次第に重い空気だけが漂う記念日になってしまっていて、記念日という記念日な感覚すら感じさせなくなっているような。
慰霊の日ももちろん大事で戦争歴史を学ぶ大切な日なんだけど、歴史の上で翻弄されっぱなしの沖縄がさ、時には盛大にシマンチュのアイデンティティを喜び祝う日なんてのもあってもいいんじゃないのかな?って。
まだまだアメリカ世〜の時代を知っている世代は数多くいるんだから、その当時はこんなんでさ〜! こういうことあって、こういうこともやったよ〜!とかさ、これだけ時間も経ってるんだから時には面白おかしく伝え聞かせることもありじゃないかな? しっかり識別すればいいと思うわけよ。
そこから、へ〜!そうだったの? ウチナーンチュなのに知らんかった! もっと知りたい! って流れになると思うし、まずのきっかけさえ与えればもっともっと知りたいと思えるはずなんだよね、沖縄の歴史って。ほんと面白い♪
なんか今の風潮ってさ、歴史を語ること自体がいいイメージを持たれていない感じすら受けるような。
歴史を学ぶことによって見えてくる沖縄の抱える現状問題だとか、この先自分たちはどうしていかないといけないとか、先人たちの逞しさに感化されて動き出す若者だってたくさんいると思う(^^)
5月15日ね、沖縄の復帰記念日ね! アメリカ世〜から日本に戻った日よね! って、当たり前に理解し話合えるようになりたいですな♪
と、今夜のInvisibleでは、ここまで深くは話せないけど(^^;
復帰記念日も絡めた内容お届けしまーす!!
聴いてくれよワワワケンロー!!!
E.KEMURA
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