ビジネスの節目 E.KEMURA『5年目』の決断!

JU から Okinawanderer へ

どうも、オリジナルブログを設立し意気揚々と最初の1週間くらいは連日投稿してみたものの、この師走の坊さんも走るに負けないくらい走りを続けブログ更新がままならなかったE.KEMURAです。みなさんこんにちは、ちゃーがんじゅーやいびんな?

さて、あんしぬーがそんなに忙しかったば?という声も出てきそうですので、というか本日はその忙しさの裏の裏で詰めて来た、なかなかにして大いなる決断をここにて発表したいと思っています。

用意はいいですか? いいですよ!伊代ですよ!16ですよ!

あんまし今日はふざけんでおこうね、結構真剣な話ですのでね。

え〜、一言でいうと、いや一言では到底おさまりませんが。

2017年にて Japan Update は創刊なんと30年を迎えます!

そう、だから〜、自分が9歳のころに立ち上げて、ここまで成長させてきた、、んなわけねーんしが!

いや、本当に来年で30周年なんです。これも偏に皆様あってのおかげであります。改めて感謝の意を申し上げます。

そして

30年目を機に、Japan Update という名称を思い切ってチェンジ!紙面サイズ、掲載内容も『チェンジ!』していきます!

結構思い切った決断ですよね。

でもやっちゃいます、やっちゃえオレたち!お、出ましたね永ちゃん♪ 永ちゃんの存在、永ちゃん語録が常に自分の人生を後押ししてくれてるのも事実だと思います。この世の中、『やる奴』か『やらない奴』しかいないんだってね。

なわけでやっちゃいます!必ず今以上に人々から自社の媒体の必要性が生まれることを誓って!

ということで、ここから先はそこに至る経緯、しにかんながながーと書いていきますので、時間が無い方はここまでの決断だけでも頭の片隅に入れておかれてもらえると幸いです。

 

E.KEMURA と Japan Update

さ、その30年!まず数字が合わないですよね。自分が創刊したとなると。

はい、もちろんワタシは2代目です(先代との血縁関係は全くありませんけど)。というか、創刊時と今とでは会社自体違うのでどう表現していいのやら難しいのですが、ワタシが Japan Update の創業社に入社したのがおおよそ15年前。Japan Update の営業職として入社したんですね。

営業職として入社後(社会人以前の経歴も紆余曲折なので、また別の機会に書きますね)、制作部、統括部と10年の在職中に順調にステップアップ?させてもらったんですが、会社自体の方はというと、創刊10年以降にもなると他にもいろいろ手広く業務拡大を図り、20年目あたりには新聞事業自体に対する情熱や伸びシロが見えずらくなっていたんです。それもそのはず、過去にこのフリーペーパー事業でとてつもなく大成功させた上層部の方々なので、時代と供に下火になっていく紙面業界には早めに見切りをつけるべきだという方向性だったんですね。

しかしその売上バブル以降に入社した自分自身としては、その頃の会社の方針や方向性に対してもっとこうすればいいのに、とか、紙の良さを追求すれば紙でしかできないことがもっとあるでしょ! こうすれば売上ももっと良くなるんじゃ? という業務体制自体に疑問もありつつ、お互の紙面に対する情熱にギャップが生まれ出すわけなんです。

そして遂に会社自体が紙面を止めようという方向に達した際に、自分の有余る想いを直接ぶつけてみて、発行を止めるのであれば一度自分自身に引き受けさせて欲しい。会社も独立して自分自身で経営も行なう、迷惑は一切かけないのでぜひ一度任せてほしいと。もちろん Japan Update という商標は借りるという形ですけど。

その想いが通じたのか、意外とそれならいっぺんやってみろ!と快く託してくれたんです。いやー、今でも鮮明に覚えてるな〜。

そこからのこの5年、株式会社 琉球Press の設立が2012年の1月で、2017年1月でまるまる5年、2月からは6年目というわけなんです。

この5年、何もかもが初めてのことだらけでおっきな赤字を喰らった年もありました、社員との意思の疎通が取れずにギスギスした年もありました。無謀なアプリ導入でこれまたどでっかいマイナス食ったこともありました。

しかしどうにかこうにか、というかまず自分自身がそれまで以上に仕事にものすごいやり甲斐を感じて仕事ができましたよね。自分次第なんで何時まで仕事しても苦痛じゃなかったし、週末だって何かしら仕事の延長線上の行動を取ってる。仕事が楽しい!常に頭の中は仕事のことネタのこと!これ紹介したいな、ここいいな、これって外国人も知りたいよな!とか。

加えて紙面内容の見直しや、読者目線、クライアント目線ですぐに修正をかけられたり、トップ同士だからできる商談やビジネスの創出もたくさん経験できました!

やっぱり想いが強い人間はスパっと独立した方がいいんだと思います(^^) そりゃ辞めたら今後どうなるかの不安や、安定収入を捨てきれない。その想いは皆同じです。こういうことがしたいのに!こういう想いがあるのに!何々のせいで出来ない、誰々のせいでできない!とのフラストレーションあるんであれば、パッと独立してやっちゃえニッサン!お!また出たね永ちゃん♪と思うんです。そういう人が成功するんですよね!もちろん失敗もするかもしれないけど、やらずに後悔するよりやって失敗の方が得るものは数十倍大きい!

自分でやってみてほんとそう思います。案外やってみるとね、誰でもできんじゃん社長なんて、って思いますよホント(^^; やるかやらないか。単純にそこなんです。

そんなこんなでね、いよいよビジネスの節目と言われる5年目を迎え、6年目に入ろうとしているわけなんです。5年を振り返って、出来たことできなかったこと、たくさんあります。

しかし、5年を終えて、5年という節目を機に、6年目からやりたいこと、どうしてもやってみたいことがあるんです!

会社経営5年目の決断、これからの5年後、10年後を想像する

会社をそれなりに5年間経営してきました。ビジネス興すならまずは5年(3年ともいうよね)やってみろ!とよく言われますよね。5年やってもダメならダメ、成長なく現状維持でもダメ!それは既に後退していることだと。

自分自身、自分の会社自体はどうなんだろう。決して大きく成長したなんてことはない(^^;しかし現状維持は後退していることと同じ。であれば客観的に見直して、次のステップに移るには何が必要なのか、どう動いていくべきかを真剣に考えねば。

この仕事自体は大好きだ、自分たちが発した情報を人々が読んでハッピーになってくれる。日々の沖縄生活において役立ててくれている、外国人とウチナーンチュの架け橋になれている、故に沖縄の国際化に向けても少しは貢献しているはず。そして読者からありがとう!助かったよ!というダイレクトな声が届く。こんな仕事冥利に尽きることはない。

それじゃ今後もこの仕事を続けて行く為には、成長していくためには、後退しないためには何をどうするべき?

と考えた結果決断すべきが

もう一つの独立!内容の大幅な見直し!

であったのです。

もう一つの独立

もう一つの独立というのは、5年前の会社の独立に続いて Japan Update というブランドからの独立です。Japan Update はワタシが生み出したものではない。30年間発刊し続けることでその知名度は絶大的な部分が確かにある。しかし、30年前とは時代も大きく変わった。当初は沖縄からスタートして、この業態を日本全土に広げる!という意味での Japan Update であったと聞いています。

しかし時代が時代、これだけ情報が誰でもどこでも安易に一瞬にして手に入る。すでに人々は広く浅く日本を網羅したような情報を我々には求めていない。我々に求めるとすればディープな『沖縄情報』なはずだ。沖縄在住時、沖縄観光時に欲しい情報。なかなかネットでは探せど出て来ないような情報、地域に密着した情報、困った時のお助け情報を求めているはずだ。

であれば、Japan Update では定義が広すぎる。もっと直感的に『沖縄』が入ってくるタイトルに変えたい。オレたちの大好きな『沖縄』にフォーカスしたい!

もう一つは正直、自分たちが Japan Update というブランドにぶら下がっている感をやっぱり持ってしまうこと。いつも自分の背中に何か大きくも重い肩書きが乗っかってる感があるんです。30年も続いた歴史あるメディア、正当派でありスタイルもこうでなければならない、みたいなことも感じたりするんです。

でも、果たして今はそういう時代なのだろうか?もっとバカなこともいっぱい発信したい!笑える内容も発信したい!今の世の中、人々が求めていることってそういうことでもあるんじゃないか?

このジレンマがあるのも大きいんです。だったら裸一貫!とまでではないにしろ、これまでのノウハウも保ちつつ、ブランド名思いっきり変えちゃってなんでもできるスタンスになってやろう!との想いが強いんです。

人はタイトルでピックアップするんじゃない、内容でピックアップするはずだ!それを証明させたいんです。

内容の大幅な変更

紙面内容にしてもそう、30年前を想像すれば、インターネットももちろん無い、情報誌だってそこまで発達していない。そんな中で沖縄に滞在する外国人向けに創刊されたジャパンアップデートは、外国人に向けて県内のエンターテイメントやライフスタイルに関する情報を発信するだけでなく、政治的な問題や在沖外国人の事件なども真っ向から報道し、トラブルの抑制にも貢献してきたと自負しています。

しかし今後はこれまでのような情報がメインでは、次第に人々から求められない媒体になってしまう。なぜならそういう情報はネットで十分入手できる時代になってきたから。個人個人の発信がメディアの役割をも果たし、メジャーどころのイベント情報やニュースはネットでいくらでも流れるようになってきた。

それこそ自社のFacebook やその他のSNS でも情報を流しては即時に大きな反応が出る昨今。じゃ、紙面で後追いでそれらを出す意味は? タイムリーな情報はスピードが一番、紙面がスピード的に勝る可能性は?

もちろん、今の内容でも熱烈に応援して熟読して頂いている読者が多々いらっしゃってくれるのは重々承知させて頂いてます。未だ紙には紙にしか表現できない要素があり、紙だからこそ読んでくれる方々が大勢いらっしゃることも認知しています。

しかし我々の30年も変わらぬスタイルでは、『現在(いま)の読者』の求めている要望に十二分には応えられていないのではないか、と実感してきていることも確かなのです。特に我々のような情報屋は、時代にしっかりと乗り遅れないよう変化をしていかなければ存続できない業界であることもまた事実なのです。

いつまでもオールドスタイルにこだわり続けるのではなく、しっかりと現代の人々のライフスタイルに合わせた情報発信をしていかなければならないのではないか、自分たちのこだわり、固定観念だけを押し付けていくのが本当に読者にとっていいことなのだろうか。そこの自問自答はここ数年の日々の葛藤でもありました。

分かっているなら変えていこう! もちろん『変化』というものはもんのすごいパワーが必要。人間誰だってつれづれなるままに、が楽だよね。でもその『楽』を取ってる限り自分が変われない、仕事も業績も伸びない。環境も変わらず魅力も生まれない。『変化』には膨大な労力や困難作業も出でくるではあろう。でもこの仕事を続けるからには、読者にとってより必要とされる媒体を創っていくには、時代にあった内容、サービス、情報発信に変えていこう!

そこで、一大決心!今後はタイムリーなイベント情報やニュース系はスピーディーにウェブメインで発信。紙面で掲載していくのはもっとディープでディテールの詰まった、時間に流されない情報を掲載していきます。例えばディープな観光スポットだとか、ディープな飲食店情報、知ってたら助かるであろうお役立ち情報、子育て、教育、生活文化、歴史民族、医療関係、行政関係などなど。時間が過ぎてもいつまでも取っておけるような情報に力を入れていきます。

そういった『取材』をメインにすることで、我々をサポートしてくれるクライアントさんたちを紹介する際にも、よりディープな情報、事業に対する想いだとか熱意だとか、お客さんに対して伝えたいことだとか、お店の特徴一つにしてももっと細かく伝えていけると思うんです。伝えないと伝わらないんです。

 

そこに全力で注力していくためにも、来年からの紙面改編に伴い、発行周期も現在の

『毎週』から『月に2回』

の発行にします!その分濃い〜内容にしていきますよ!

 

また、スポンサー様対応にしても、今後はこれまで以上にクライアント様と供にサービスのプロモーション方法を考え、顧客満足度を考え、供に成長していける関係を築き上げていきたいと思っております。月2回の発行にすることで我々社員の行動キャパ、クライアント様と接する対応時間もこれまで以上に大きく取ることができるようになります。

 

人々のニーズに応えていくのがビジネス。媒体内容としてのニュースやイベント情報などはもちろん必要でしょう。しかし今はその情報を紙面より手軽により素早く入手できるツールが生まれた。今後もますます変化していくでしょう。変化に向き合わず同じソースで勝負している以上、紙面にニーズの向上や勝機は無い。

紙面にしかできないこと、紙面でしか出せない表情や特性を如何なく発揮して如何に人々に必要とされる内容をピックアップし掲載していくか。読者との距離を縮め読者の生活に欠かせない存在になれるかどうか。

すでに動き出しています!初刊は1月の25日を予定しております!

どうぞ、ぅお楽しみに!!

時間差でまだ新媒体のタイトルは出し惜しみ〜してしまいますが、明日にはスタッフが案内文持ってお客さん周りも開始するので、明日には新タイトルも発表致します!お楽しみに!

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と、ながながと書き連ねましたが、男 E.KEMURA 、この決断を胸に来年は更なる飛躍を遂げてみせます!

引き続き皆様の熱い熱い応援のほど、よろしくお願い申し上げます。

ワワワケンロー!!!!

 

P.S. 今まで以上のことしかやりません!配布先、部数、その他これまでの発行形態から削減する内容は一切ございませんのでご安心を!

 

 


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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