昨日はこのようなシンポジウムへ参加してきた。
『県内小中学校における琉球・沖縄歴史教育の現状と課題、今後の展望について』
現職教諭、歴史研究者、そして我らが信ちゃんこと『津波信一』氏もパネリストとして登壇!
現代の小中学校教育における琉球史の位置付け、課題など。
やはり先生方も、もっともっと時間をかけて沖縄のことを学んでもらいたいと思っている。
沖縄戦教育はとても重要だけれど、それ一辺倒に偏りすぎて歴史に対し少し構えてしまっている部分もあるのではないか。
沖縄戦を教えるにも、その背景にはどういうことがあって、沖縄はどういう歴史を歩んできてそうなったのかまでもを教える必要があるし、琉球国が果たしてきた大偉業まで伝えることでさらに地元のことを知りたい意欲が増すのではないかと。
しかし文科省下のカリキュラムであったり、総合授業の時間を有効活用するにせよ、先生たちが日々の業務に忙殺されてやりたいことができない。さらに小学校と中学校で授業内容が被ってしまったりで、さらなる興味を引き出せていないと感じていると。
ただ、沖縄はなかなか特殊な地域で、歴史文化に興味のある方々が他と比べて圧倒的に多い。研究者や著者、語り部、ガイドなどにしても勿体ないほどにたくさんいる。
であれば、ただでさえ忙しい先生たちが新たなカリキュラムを作ったり、スケジュールを立てて段取りをし、教材を作ったりということをするのではなく、外部の専門家、ガイドなどと連携したり一任することはできないかと。
一部出来ている学校もあるだろうけど、学校の方針にもよるだろうし外部との打ち合わせなどにも時間を取られるわけでなかなか簡単ではない。
であれば、その双方を橋渡しできるような仕組み、人材、団体を作り出せないかという話にもなったんだが、個人的にもすごくしっくりきた。
県内学校の年間スケジュールや学年、もしくはクラスによって取り組む内容を一元化、それに相応するガイドさんや語り部、歴史施設などの情報も一元化。それらを繋いでいく団体を発足し、より負担を少なくしながらより充実した内容のカリキュラムを構築・手配していく。
なんだか自分も関わっていけそうだと思ったし、ワタクシ自身もウチナーンチュを覚醒させるためには間違いなくロックな琉球史教育が必要!
だと思っているので、色々なヒントにもなった♪
これからはもう少し行政とも絡めていけるよう行動していきたいと思います😁!
ぜひ、ともに何かできそうだと思ってくれた方などいらっしゃいましたら、お気軽にお声掛けください♪
ワワワワケンロー!!
E.KEMURA
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