ちなみに伊勢志摩にも『阿児』という地名がある。
ん!? 阿児奈波との関わりは!?
『阿児』とは、志摩の島々が広がる『英虞湾(あごわん)』に由来するとされ、万葉集にも『阿胡の浦』とある。
その阿胡は、この湾で採れる『阿古屋貝』(真珠を生み出すので真珠貝とも呼ばれる)によってそう呼ばれるようになったとか、逆に阿胡湾で採れるから阿古屋貝、阿古の浦と呼ばれたのかもしれない。
実は阿古屋貝は螺鈿細工の素材にもなる。
沖縄の貴重な海産物『夜光貝』との共通点もあったのか。
仮に阿児が『島々が広がる湾』(または阿古屋貝に似た夜光貝が採れる湾)奈が『魚』波が『場』の意を示すならば、かつて浮島と呼ばれた『那覇』の姿にぴったり合うではないか。
The following two tabs change content below.
E.KEMURA
代表 : 株式会社 琉球Press
沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
最新記事 by E.KEMURA (全て見る)
- 沖縄のウォーターヒストリーを学ぶ!『No Life No Water』 - 11/17/2024
- 豪州ゲストを沖縄戦跡ツアーへ - 11/14/2024
- コストコでも行っトコかー - 11/11/2024