公園よりもひまわり畑
先週頭のことですが、天気も良く少し時間が取れたので、糸満の平和祈念公園(記念公園ではなく祈念公園だって知ってました?? 恥ずかしながらこの取材で分かりました。。)まで『ひまわり畑迷路』と、その隣の子供広場公園が新しくなっているということで取材に行ってきました。
ひまわり畑迷路は数年前にも行ったことがあり、正直中城でやるようなひまわり祭りに比べると規模はそこまでではないんですね。
ただ、近年分かってきている中で、外国人たちの興味に植物や自然というコンテンツがかなり刺さることを確信してきているので、これは紹介しないとな〜というのと、その隣の公園も数年前に行った時からなかなか充実していたし、それがよりパワーアップしてるとなると紹介しておかんと!との思いから♪
んで、ひまわり迷路に着くと、春休みということもあってでしょう。結構な数のちびっこ団体が迷路を競い合うようにキャッキャと楽しんでおりました。
大人からすると(^^; 正直、迷いようも無いような規模で、逆に子供を野放しで迷路を試させても安心なくらいなものなわけで。
となると、いざ紹介してみたところで、こんな南部の最果てまでドライブさせてがっかりさせてしまったりしないだろうか(^^;
なんてふと思ったりもしたんですが、そりゃーひとまず写真撮って、早速SNSで紹介するわけですよ。
ここぞとばりに360度カメラも使ってね♪
するとやっぱ写真となると実際の目で見るより良さげに見えることもあるのか(^^;
その反応ですよ。
いや〜、想像以上の反応が返ってきています!
リーチ数は管理人にしか見えないので間接的な紹介になってしまいますが、1週間で15000、いいね等のアクションが135、シェアも50超え、そしてコメントが多かった♪
もう今週行こう!とか、子供の名前を名指して誰々絶対連れて行こう!とか、もう『行く』前提のコメントが多かったのが嬉しかったですね♪
正直ここまでの反応は期待してなく、むしろその隣の公園により大きい反応を期待してたんですが、逆に公園のリーチ数は7000オーバーとひまわりの半分くらい(^^; アクションやシェア、コメントはそこそこあったので、リーチ数に対してのアクション割合ということでは反応のいい投稿と言えるとは思えますがね。
ともかく、予想外に『公園<ひまわり』!という反応だったわけで、やはり親子揃って、家族揃って『楽しめる!』、『思い出に残る!』という対象に対して、かなりの興味を示すということが分かりますね。
思い出に残る実体験がキーワード
『公園よりもひまわり畑』ということは?
公園はもちろん楽しいのだけれど、県内ですら数えきれないほどの公園が存在している。その公園各々の思い出となると正直そんなに差はないし、どこが一番良かったというのもそこまで思い出せない。
しかしひまわり畑はというと、時期的なものだったり、色という視覚的、香りという嗅覚的、虫や鳥の音という聴覚的なことが絡み合い、ものすごく鮮明に思い出に残る。ちょっと感覚的に踏み込み過ぎかもしれないけれど(^^;
でも、そういうことを踏まえた上で考えた時。アナタが提供しているサービスが、他のどの店でも体験し得ないこと、その店でしか得られない強烈な体験をさせてあげることができれば、ものすごく強いアピールポイントになっていきますね。
例えば外国人にも大人気な鉄板焼きステーキとか。ステーキなんてアメリカにもたくさんあるっしょ? これまでもむっちゃ食って来たでしょ?? なんでわざわざ日本に来てステーキ?? てな感じじゃないですか。 でも毎晩のように外国人でいっぱい。
それってやっぱあの雰囲気の中のあのパフォーマンスじゃないでしょうかね?
そしてコックでありスタッフの行き届いたサービスなんじゃないでしょうか?
家族のスゴくいい思い出になる。パフォーマンスに対する子供たちのキラキラした目、あの船内にいるかのようなワクワクする雰囲気作り、それがトータルとして沖縄に来た思い出となる。
それって真似ようと思えば、どのサービスでも創り出せるものなのかも。
○○ x ○○ = 強烈なインパクト!なわけですよね。
ステーキ x パフォーマンス!!
寿司 x 回転!!
居酒屋 x 民謡!!
例えば定食屋のオヤジが演歌好きなら、定食 x 演歌+着物で歌いながら接客とか(^^;
例えばラーメン屋のオヤジがブルースリー好きなら、ブルースリーを模倣したメニューだとか、カンフーのパフォーマンスとか。
仕事 x 好きなこと(なるべくなら外国人受けする方がベターね)を提供することは、やってる側だって楽しいし、見てる側も結構本格的なものを見れる。
そういう自分だからできるアイデア創出ってのもいいと思うんですね♪
と、だーいぶ話が逸れちゃいましたが、要は時代がいわゆる『コト消費』になってるということですよね。
単に物を売る、提供するでは淘汰されていきます。他とは違う特別な何かを提供できるか、まずは大したものでなくてもいいと思うんです。ちょっとした相手の記憶に残る気配り、お客さんに顔を覚えてもらう工夫、名前を覚えてもらう工夫、笑顔にできるような挨拶、それだけでも他店との大きな区別になっていきますから♪
その場でのお客さんへの『体験』『思い出』を創出、提供をする!このちょっとした気配り、工夫から始めていきましょう♪ ワケンロー!
E.KEMURA
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