僕の〜街で〜もう一度だけ〜♪ 熱いムーチー食べませんか〜(´∀`)
どうも、その言葉通りの本日の大物ゲスト『デラックスデラックス』さんに対抗して、細身スラックススラックスの野口五郎でおふざけ入りさせてもらいました〜(´∀`)
遂に明日で琉球ドラマ『尚円王』も最終話(T△T) 最後はどんな展開になるんでしょうか!?
今から楽しみで仕方ありませんね〜(´∀`)
というところで、インビジブルRYUKYUもしっかり『尚円王』ブームに乗っかって、しっかりおふざけの『五郎』と『ムーチー』のネタも放り込んで!尚円王に関するインビジブルネタをお届けしました〜♪
先週には、そのイケメンぶりがどれほどの物だったのかを恋路史跡を合わせてお届けしましたが、今宵インビジブルでは明日のドラマ最終話でもメインなポイントになってくると思われる、『尚円王即位』に関してと、Sh@re TIMEのメインパーソナリティーでもあり、インビジブルコーナーにてワタクシの相手をしてもらっているダーさんこと『知念だしんいちろう』のお笑いコンビの相方でもある『ヨーガリーまさき』がドラマ『尚円王』内で熱演している役柄『マグラー』こと西原の怪力男『御茶多理真五郎』(勝手にそうだと思い込んでいる)に関してお届けしました♪
まず、後の尚円王こと金丸は、尚泰久王に見出されてからというものものすごいスピードで大出世を果たしていきます。おそらく当時の琉球史上最も内乱の激しかった『志魯・布里の乱』、『護佐丸・阿麻和利の乱』に対しても金丸の頭脳冥界な手腕が存分に発揮されて乗り切ったんじゃないかと考えられる。
そういったこともあって、尚泰久王からの信頼は絶大なものだったんでしょうね、最終的には御物城御鎖側官(おものぐすく・おさすのそば)という、役人最高級クラスのポストを与えられることになる。御物城とは、琉球国当時の貿易品、お宝物などを貯蔵するための離れ小島で、今の那覇軍港の敷地内にある。そんなかなりの重要な役割を担う管理職に就いたわけだ。
そしてようやくこれから平和な琉球を作っていこうという矢先に、尚泰久王が亡くなってしまう。ここがまさに今ドラマ内の時代背景で、尚泰久王の息子で王位を継承した傍若無人な『尚徳王』とこれまで王府に尽くし続けてきた『金丸』との間に『大きなズレ』が生じている状況になっているというわけなんだね〜。
ここから金丸はもう自らの手に負えない尚徳にサジを投げて、王府から身を引き西原の内間に隠居する。その頃の前後、金丸は謎の老人『安里大親』(護佐丸の弟とも言われている)と出会い、彼からいつかアナタは王になる人間だ!と予言される。
方や兄である護佐丸を謀反者として王府軍に殺された安里大親と、方や王府へ愛想を尽かし行き詰まってしまった金丸との出会い。単なる偶然ではなさそうですな〜。
そしてその結末や如何に!というのが明日のドラマのクライマックスだと思うけど、定説としてはその後尚徳王が急死してしまい、王位をその息子に継がせる祭祀の際に、この安里大親がクーデターを起こし、神の御告げとして『金丸』を王に!と叫んだと。その頃の役人や民衆からの王府への不満も最高潮に達していて、それがうまく重なりクーデターが成功したと言われている。
その場での集団心理もあってなのか、そこに居合わせた第一尚氏のファミリーはその場で無残にも惨殺されてしまったとか。。
それ故に尚巴志および第一尚氏王統の遺骨は、後に第一尚氏の家臣によって持ち逃げ運ばれ読谷の山間にひっそりと葬られているとも言われていたりもする。
ただ、この尚徳王の急死というのはやはり怪しくって、実は当時尚徳王は久高島にいる恋人に首っ丈で、久高島に幾度となく渡っている間にクーデターが起きたとか、かつて自ら征伐に渡った喜界島に流されたとか、いろんな説があるみたい。そこをどうドラマの最終話で表現されるのかが楽しみ♪
で、金丸はその当時は内間に隠居しているわけで、自分が王に推されているなんて寝耳に水なわけだ。しかしもう役人たちの間では金丸を次の王へ!という機運が高まり、内間まで迎えに行くわけだ。
しかし金丸は、 たとえ悪政が続くとしても恩義ある王府に反旗を翻すことはできないと固辞を繰り返す。が役人たちも引くに引けない。金丸の手によって琉球に安寧をもたらすことこそが先王たちへの恩返しになるのではと言ったか言わないかはさておき、遂には金丸も根負けして王位を受け継ぐことになる。
その最後に根負けをして、遂には王のシンボル龍の衣装を金丸が身にまとったとされる場所が、ンスハジーといって西原の海沿いにあるんだけど、今は南西石油の敷地内にあって見ることは出来ないが遠くから眺めるだけでも雰囲気を感じられる。
そこから第二尚氏黄金時代へと突入していくわけなんですね〜♪
尚円が亡くなった後にはまた一悶着あるわけなんだけど、それは以前の「世界遺産『玉陵』にかけられた呪い」で書いているので、興味ある方はぜひ読んでみてください♪
と、話を少しばかりドラマ中の配役に戻して、ドラマ内でもかなりいい味を出しているダーさんのコンビの相方『ヨーガリーまさき』君演じる『マグラー』がいますよね。
実はあの人物、歴史上でも実在で結構金丸王位への道に重要なキーパーソンなんですね〜。って、ちゃんと制作サイドに裏は取ってないのでその人物がモデルかどうかは100%確かだとは言えないけども。
金丸には内間領主時代に、西原間切では知らない者がいないくらいに剛腕で相撲が大好き百戦錬磨な家来がいた。その名を『五郎』といった。ちょっとヨーガリーまさきとは対照的なイメージだけど(^^;
その五郎は怪力ぶりとは裏腹に三線も上手で歌も抜群にうまかったんだとか。それで各地のお祭りなどにも引っ張りだこで、村中のみんなから慕われていた。そんな彼だからこそ、金丸の右腕として市場調査などを得意とし、スパイ的な役割としても大いに活躍したという。
彼は大いに金丸のために尽くしたけれども、残念ながら金丸が王位を継承する前に亡くなってしまったとか。その無念さ故になかなか成仏出来なかったのか、彼が死後に葬られた御茶多理墓からは夜な夜な三線の音だったり相撲を取る歓声が聞こえてきたりして、人々は怖がって日が暮れるとその辺りには近寄らなかったんだとか。
そこからこの五郎のことを『御茶多理真五郎』と呼ぶようになったんだとか。
今でも実際にお墓が西原町池田に現存している。
結構ヘビーな場所に葬られているんで、直のお参りはあまりオススメはしません。。
さらに現在も西原の一部の字ではムーチーを旧暦の12月8日ではなく、12月7日に行うところがある。これも実は、その昔祭祀の際に御茶多理真五郎が墓から出てきてお供え物を盗み食いし、腐らせていると噂されて、その地域、西原から御茶多理道を通って首里に抜ける集落では、一日早めにムーチーを行うようになったんだとか。
こういう側面も取り入れながらドラマを観てみると、また違った面白さ、そしてヨーガリーまさき君への思い入れも変わってきますね♪
ということで!ドラマ尚円王にしっかり便乗したインビジブル尚円王も今夜で最終回!来週からはまた別な西原町をお届けします♪
放送後の一枚は、マグラーに敬意を評して、相撲を一番!
ワワワワケンロー!!
E.KEMURA
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