シェケナベイベー!!!
今日はコレを叫ばずにはいられなかったよね。
内田裕也さん、ホントにロックンロールな人生、お疲れ様でした!!
内田裕也という男がいなかったら、キャロルも矢沢ももしかしたら違う人生だったのかもしれない。
それくらいロックンロール界には強烈な影響を持つロックンローラーでしたね。
永ちゃんも異例のコメントを出して、
『裕也さんがいなくなるってさみしいですね。じいさんになっても、よぼよぼになっても、もっと生きてほしかったです。心よりご冥福をお祈りいたします』と悼んだ。という。
あれだけジジーになってもロックンロールで突っ走ってる姿はホントカッコよかった!
あちらの世界では、樹木希林さんと仲睦まじくお過ごしになってください♪
さて!
気を取り直して、本日のインビジブルでは!
読谷村パート3をお届けしました♪
ホントネタが尽きない村なのよね、読谷村。
今日はそんな中でも、琉球史が好きな人なら共通な想いなはず。
『読谷の7不思議』ならぬ『読谷の墓不思議』!!
ホント墓に対する不思議が集まってる場所でもあるのよね。読谷。
ってことで、今日のインビジブルアカペラコーナーは、墓といえばの秋川雅史氏の『千の風になって』
ワタシの〜お墓のま〜えで〜(´∀`)を歌っておきました。。
まさかヒャ!? そら聞いてみたい!という方はラジコでどうぞ(^^;
ワワワワケンロー!!
さてとまず、
誰もが知る琉球歴史上の人物、史上初の琉球統一を果たした『尚巴志』、彼は三山統一後に琉球の中心を浦添から首里に移した人間と言われていますね。
その後の首里の発展ぶりは現代に至るまでも見ての通りです。
そこで第一尚氏王統として、第7代の尚徳王に渡るまで彼の子孫で実権を握ります。
で、その時代までは、尚巴志の遺骨は首里の池端にある天山陵という由緒ある陵墓に安置されていました。(今は住宅地、私有地にあるため見学は不可能)
しかし、金丸のクーデターに伴い、首里城は制圧、第一尚氏の血筋の者は殺害または城を追いやられます。
さらに天山陵も焼き討ちをされ、第一尚氏の家臣などによってギリギリのところで遺骨が持ち去られたという話があります。
そして今我々が知るところの尚巴志の墓というのは、読谷の伊良皆に存在しているのです。
58号線を北谷側から北向けに行くと、伊良皆交差点があるじゃん? 左に入って行くと読谷高校とか残波岬に向かう道。
その道の反対、右側は、まだ開発されてないウージ畑というか、それこそ米軍基地の敷地じゃないの?って思うよね。
でも一応立ち入り禁止区でもなくて、奥に向かって入れる道がポツンとあって、そこをスーッと進んでいくと小高い森的なのが現れる。
カー(湧き水)や川もあります。すごく人里離れた場所って感じ。
そこも進んでいくと、こんな石碑が建っていて、尚巴志の墓が現れる!
しかし、なぜに読谷に? なぜに伊良皆に?
その家臣たちが持ち去り、最終的に行き着いたのが読谷だったのか。
何かしら尚巴志と読谷を結び付ける隠されし史実があるのか!?
コレは未だ謎なようです。
その場所には、尚巴志はじめ、尚忠、尚思逹が安置されているようです。
そして次にコレまた不思議なのが、
阿麻和利の墓というのも読谷にあるのです。
その墓は古堅小学校のすぐ近く。トリイステーションの近くです。
かなりひっそりとした民家の集落の一角にあります。
阿麻和利と言えば、以前に勝連特集でもお伝えしたけども、護佐丸・阿麻和利の乱で知られるように、第一尚家から絶大な信頼を寄せられていた忠臣護佐丸を陥れ、護佐丸を自害させた後に自身で首里城へ攻め込もうとするも失敗に終わり、逆に王府軍に攻め滅ぼされた暴君として伝えられている。
近年では、その暴君反逆者説の信憑性は如何なものかとして、逆に阿麻和利をヒーローとする説に基づき『肝高の阿麻和利』という現代版組踊も人気となっている。
その阿麻和利が何故に宿命的な敵軍である護佐丸のそもそもの本拠地、座喜味近くの読谷の一角に葬られているのか。
ここには、阿麻和利がもともと屋良(嘉手納と読谷の境目あたり)の出身であったため、その何かしらが因果しているのではないかという説がある。
さらに、琉球の時代から、高貴な人間のお墓だとか大の権力者のお墓は、その後荒らされたり遺骨を奪い去られたりしないように、敢えてひっそりとした場所に貧相な形で葬るという『クンチャー墓(乞食墓)』という形で隠していたという話もあるようだ。
しかし不思議だ。
さらに、この墓から大通りに出るとすぐに、居酒屋ごさまるという居酒屋がある(^^;
これも何かと面白い(´∀`)
他にも現代ではミュージシャンの神様と崇められている赤犬子宮もあったり、屋良朝苗氏の碑があったりで歴史的にもまだまだネタ尽きないのよね。
そして最近では、地図上から見ると読谷村の形が『鳳(おおとり)』という鳥の姿に見えるということで、鳳というネーミングにもこだわりいろいろな施設を作ってるのと、その歴史的な立地性含め、大胆にも風水的な見方も取り入れての街づくりなんてのも行なっているらしい。
ここまで来ると、やはり何かしら理屈ではない神秘的なものが隠れた村なのではないかと思わざるを得ないね。
近年まで村ほぼ全体が米軍基地として摂取されていた読谷村。
これからの飛躍が大いに目に見えてくるようです。
放送後最後の一枚は、鳳をイメージした三人の画なり(´∀`)
ワワワワケンロー!!!!
E.KEMURA
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