リサイクルこそビジネスに!

気付きとヒント

倉敷のゴミ山問題がいろいろ次々へと被害を大きくしているみたいですね。

軍の中ではゴミの回収が止まってしまって、個人レベルでのゴミ山が出来つつあるとか無いとか。

確かに、軍の中のゴミの分別は問題大有りですよね、それはそれでしっかり対応していってもらわないと困る。

しかし、それを良しとしてきた行政にも大いに問題はあるし、それにも増して何でもかんでも分別無しにも受け入れて、行政の再三の指導があったにも関わらずにゴミの怪獣を創り出した倉敷環境さんの責任って如何ほどなんだろうか。

数年前にもこの怪獣の写真を撮ってフェイスブックに投稿したことあるんだけど、軍の関係者の中でもわりと大きな議論になったことがあるわけ。

確かに分別せずとも捨てられる現実はあるようだけど、しっかりと個人個人では分別されてる人も数多くいたり、そうやって何も考えずに捨てる輩がいるから自分たちも同じ目で見られてしまうんだ!という怒りの投稿もあった。

捨ててもいい、と言われたらそりゃ捨てちゃうよね。分別って結構面倒だし、むしろ粗大ごみや家電は捨てるのに金がかかるわけで。

それこそあの悲惨な戦地であった摩文仁の海岸にまでも家電や産廃物を不法投棄する県民もいるわけだから、そこまで声高々に反感抱ける立場でも無いとも思っちゃうわけ。

それよりさ、こういう問題は今後だって無くなることは考えにくいんだからさ、もっとその裏をかくアイデアを生めないものなのかね?って考えちゃうよ。

例えば携帯電話なんて、聞くとこによると部品の中で金を使わないといけない部分があって、それを取り除いて金にするだけでも引き取る価値があるっていうじゃん?

そこで1つの新たなビジネスが生まれている。

ここんところゴミに関する場面によく出くわすから写真も撮ってみてるんだけど(^^;

例えばこのカンカンは、昔っから小遣い稼ぎになるって集めてくれる人も多いよね。これは捨てるゴミが金になるからそうなるわけじゃん?

もはや芸術だしが!

もはや芸術だしが!

いったいいくらくらいになるんだろうや?

いったいいくらくらいになるんだろうや?

で、つい先日にはこんな洗濯機の山のトラックにも出くわした。

全部洗濯機、なかなかの圧巻でした(^^;

全部洗濯機、なかなかの圧巻でした(^^;

これはどうかは分からんけど、もしも洗濯機にもそういう金になるパーツでも入ってれば無料で引き取る業社が現れるよね。もしくはアジアなどに輸出して使ってもらうというのもビジネスになりえる。

わざわざリサイクル料金徴収とかっていうマイナスな攻め方じゃなくてさ、むしろそれが、ゴミが売れるような仕組みを作っていくべきなんじゃないのかなって。

不法投棄するより売った方が得!なんなら無料回収しますよ!てな業社も出てくるでしょ。

だったら、少し無駄に思えるかもしれないけどさ、わざと金のパーツを使わないといけない基盤を開発するとかさ、なんらかのパーツがその後他の機材に流用できるから売れる!とかさ。

捨てた方が勿体ない、という仕組みを作れないもんかな〜と思うわけよ。その方が長い目で見た場合にリサイクルの回り方が好循環だと思うわけ。

たいていの問題ごとって、その問題にどう歯止めをかけるか、どうしたら軽減できるか、って安易に考えがちだけど、すでに便利になっている世の中やシステム自体を逆行させるのは倍難しいし余計な労力や財力がかかる。だからいつの間にかあんなゴミの怪獣ができあがる。

そうじゃなくって、そのフローの先のカバーできるアイデアや開発を進めるべきだと思うのよね。

それこそゴミ問題に関して何かしらの革新的な発明でもできたらノーベル平和賞もんだろうしさ、そういうとこへの開発の助成だとか、ものすごい優遇措置をつけるとかさ。そこが大事なんじゃないのかな。

車だってアジアに持っていけばバンバン売れるっていうし、電化製品だってその流通を確立出来ればそこそこ次の環境で役立ててもらえたりするんじゃないのかね?

売れるんだったら捨てるよりいくらでも売った方がいいし後ろめたさもない。回収業者もそこからお金が生まれれば喜んで回収するわけでしょ。

回収業者なんかが不法投棄でもやろうもんなら即営業権剥奪だし、そのあたりはしっかりと登録とか把握はすべきね。

現代って技術はすごく進化しているわけなんだから、即金になるような新しい利便性の開発ばかりじゃなくて、地味かもしれないけどこういった地球規模の目線の開発にもっともっとスポットを当ててもらいたいよね。

で、これって案外どんなビジネスにも当てはまることで(^^; あまりに革新的なことばかり見てないで、もっと大きな規模で客観的に自分のビジネスを捉えて、地味だけど必要とされている部分をフューチャーしていく視点と行動も必要なんだろうね。

目先目先ばかり見つめて直近の売上ばっかり見ちゃうから、案外空回りしてたり悪循環に陥ってたり、本来の持っている良さを見失ってしまったり。

自社にとってゴミと思ってしまっていることこそ本来は金を生む素材なのかも。今一度見つめ直してみようだね。

ワワワケンロー!!!


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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