ステマじゃなくてスマステからマーケティング、どっちよ!

気付きとヒント

あいかわらず、どうにかしてダジャレをタイトルだか文中だかにはぶち込みたいロックンロールマーケッター E.KEMURAです。今日は梅雨入りしたばかりだというのにピーカンな天気でしたね♪ 朝一でビーチウォーキングしてきましたよ(^^)


行こうと思ってすぐに行ける、出勤前に海見てから仕事できる、ってやっぱ幸せなことですよね〜。この幸せに気付きましょう♪

さて、先日、というかこの週末はキングスの試合中継を見逃すわけにはいかないし、外は日中雨だしということもあって、読書だったり、テレビも普段よりは見ることができました。

その中でいくつか感じたことがあったので。

まず、スマステって結構特集によっては面白かったりしますよね、近年のトレンドとかをランキングしてくれたりする。

特に文房具の最新グッズ〜!とか小林克也さんのナレーションで言われると、イイネ〜!となりますよね♪

逆に、ワタクシ、自身が料理もほとんどしないからか、グルメ系の特集の時ってあんまり興味湧かなくて(この仕事しててそれはイカンだろ!と思ってはいます、気をつけます)、先日も『東京の混雑グルメ系』の特集だったので、正直そこまで気を張って見てはいなかったんですよ。

んでも、なんでこういうグルメ特番って多いんだろ? 言わば視聴率も取れてるわけだよね? 

と、よくよく考えると、そうか!『食』って人間の圧倒的ベーシック要素であって、いつの時代も『食』のトレンドがあり、流行っては廃れて、流行っては廃れて、また新しいグルメが生まれる、その繰り返しなんですよね。

どれだけの行列で待ち時間をかけても『食べたい』欲求が人間を突き動かす、どれだけ値が高くとも『食べたい』欲求が他の物欲を抑えてでも人間を突き動かす。

これってやっぱ突き詰めて考えると、『食』が持つ圧倒的なパワーでハンパ無い可能性でもあるんだなって。

で、このベクトルはいつの時代も世の常なわけだから、人間が持つ本来の生物的な欲望として捉えると『食』のビジネスは当てられるチャンスが高いと言えば高い。人々にとってあってもなくてもいいものではなく、必要不可欠なものだから。ただ競合性や時代性、流行などがあるから、例え一瞬ガーッと当たっても一過性になってしまうリスクはそれ以上に高い。

でも食の流行は都心で当たり地方へ流れるという伝播的な読みがしやすいのも事実。東京など都心で当たってる商品、サービスなどは地方に持って来れば都心で当たっている前例があるので地方でも当たる可能性は非常に高い。

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ただ、都心で当たっている商品を実際に地方においてサービス展開する際の店舗探し、機材の搬入、ライセンスだったり人材確保、技術の仕込み全てを揃えるまでにある程度の時間を要するので、いざ地方へ持って来た時にその商品の世間的な熱が冷めているということもあり得なくもない。

ん〜、面倒くさい!じゃー、これらを総合的に段取りできて、トライアルで即お試しできるハコ的な場所、コーディネート業務があったらどうなんだろう?と。

いわゆる『流行メニュー物産展』みたいなスペースね。

毎日のように次から次に世に現れる斬新な『食』のサービスだったり『アイデアメニュー』

お!これスゴい!沖縄でやってもイケるんじゃね!?

別にトレンドものだけじゃなくてもいいよね、地方地方にだって面白メニューや特産メニューもあって、これって沖縄でやってもイケそうな気がする〜!ってのあるじゃない?

そういうのを、決めた!もう全て財産投げ打って勝負かける!とか、店舗も機材も全て揃えて、準備万端!満を持して開店させる!というんじゃなくて、一ヶ月とかトライアルでオープンできるスペースを用意する、あのタイムスビルの一階で定期的に開催されてる飲食イベントとかすごくいいと思うんですよね。

まさにああいう場所で、毎月毎月都心の今のトレンドや、地方地方のユニークだったりテッパン的なメニューを提供してみて、これは沖縄でもイケる!と踏んだ上で、店舗展開にこぎ着ける。リスクもより少なくなるし、沖縄の結構な問題である開業と閉業数の高さを落とせる可能性も持つんじゃなかろうか。

タイムスビルとか、ああいう黙っていても人が集まる場所でできるのは、実際に食した人々経由での発信力も高いし、日常の中での体験、そこまで特別なイベントとかではないところから、生の声が聞こえていいのかなと。

あとは屋台村みたいにトライアル店舗集合エリアを造っちゃって、何十店舗かがトライアルで入り毎月入れ替わるという話題性出したり、そこでしっかりファンを作って実店舗オープンさせるとか。

逆にその最新トレンドという売りを使って地方への誘客でもいいかもしれないですよね。

ちょっと僻地な場所だけど、毎月毎月都心の最新のトレンド、各都道府県の食が月代わりで楽しめるよ!てのも、もしかしたら町興しとして可能性はあるのかも。県民だけじゃなく観光客にも火が付けばロケーション的不利も大きくカバーできるはずだし。

機材集めなんかが大変かもしれないけど、もうこの際『食』にスペシャライズしたレンタル機材屋なんてのも立ち上げたら面白いかもしれない。食に関して我が社で揃えられない機材は無い!くらいのね。

あとスマステの話で、人気マンガを使って、というかマンガの題材になるくらいの個性的な街になれば、そのマンガを基に人々がどんどん集まるってのも興味深かったな〜。確かに、ロケ現場を訪れたくなるのと一緒で、好きなマンガに出てくるようなお店や店主が実際に存在しているとなると、すごく行ってみたくなりますもんね。

プロモーションにもいろいろな切り口あるんだな〜と、『食』の特集ながらに、ビジネスヒントもたくさんあった放送回でした♪

ステマなんてすてましょう。なんて広告業界の人間が言ったらダジャレだろうと叩かれそう〜!

ん〜、マンダム。ワケンロー!


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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