ようやくもようやくで、３月あたりから影響を及ぼし始め、あらゆる業界に大打撃を与え、世界を一変させて来たコロナウィルス騒動も一定の落ち着きを見せ、ついに明日からまだ段階的ではあるけども、オフィシャル的に自粛制限解除が始まりますね。
沖縄県として県外からの観光渡航自粛願い、離島間の移動制限願いは今月末まで続くものの、ほぼほぼの観光施設であったり、行政管轄の観光事業も明日から再稼働のようです。
我々の事業も、とりあえず『様子見』をしながらも明日からはしっかりと営業再稼働を図っていきたいと思います。
『様子見』という言葉を使うのは、我々の事業が多少特殊で、中には米軍の人材を活用しての事業や米軍向けの事業も行なっているところがあるわけで、実は、米軍内でのコロナ対策に関する規制は日本や県とはまた別の尺度があって、米軍も明日には我々と同じくして自粛解除！というわけではないからなんです。
いや彼らの場合にはむしろ自粛というよりも指示通達のようなもので、行動の自主性が許容されるものではありません。場合によっては罰則もあるわけです。
で、色々見ていると、彼らも彼らで本日付けで各部隊ごとに通達が出されてるようで、個人的観測だけども、明日から沖縄県が自粛解除に入るタイミングで改めての自前の通達を出し、軍人達に勘違いや誤解が起きないようにアレンジメントしているんじゃないかなと。
『我々の規制はまだ継続だよ！沖縄県とは違うよ、勘違いしちゃ困るよ！』的なね。
確かに中には、『明日から自粛解除だって！やっとだ！これで外に美味しいご飯を食べに行ける！』とか、『やっと外でのショッピングに行ける！』とかのコメントも見られたりで、確かに情報不足が発生すると、それは彼らにおいては深刻な統率ミスになるわけなんです。
ただ彼らにとっても実は、明日以降はこれまでの厳戒な規制内容からは若干緩和されていくようなんだけども、この先まだしばらく様々なことが制限されます。
その内容を良くも悪くもある程度は共有していた方がいいかなと思うので、興味のある方は是非下記をチェックしておいてください。
それこそ地元企業で、明日からはやっと外国人も来てくれる！ようやく売り上げが見込める！と思っている方がいれば、それは時期尚早です、まだ基本的に彼らは来れません。今しばらく別な対応で乗り切るしかありません。そこの見極めはしっかりしておきましょう。
まず、いくつかの大きなポイントとして、ベース外での店内での食事はまだ禁止です。飲み屋、バーももちろん禁止。ネイルサロン、美容室、マッサージ、ジムも禁止です。タクシーや公共交通機関の利用も禁止、ホテルでの宿泊、そしてショッピングモールへの出入りも引き続き禁止となっています。
多少緩和されたのは、オフベースでのテイクアウト、ドライブスルー、デリバリーはOKとなったこと。
飲食業であれば、まずここに比重を置いて進めていくのはありですよね。彼らもさすがにそろそろ外の料理を食べたいと切望しているはずですから、例えテイクアウトでも大いに動く可能性はあります。
この週末あたりは特に動く可能性が高まりますね。
その辺りを意識して、今から店外に 『TO GO OK!!（持ち帰りOK！）』 などのサインを出しておくとか、テイクアウト用メニューを考案するとか、購買者にSNSで拡散してもらうアイデアを生み出すとか、この平日で出来ることを集中的に考えてみるといいのかなと思います。
ひとまず今のところ、米軍内での制限は６月１４日までの延長が発表されています。それまでに何かしらの変化はあるかもしれないし、ないかもしれない。逆にさらなる延長が無いとも言えない。
とにかく今は、それまでをどう乗り切るか、テイクアウトなどが緩和された状況で何が出来るかを考えて行動していきましょう。
このコロナ騒動は今後の世界を大きく変えていくポイントになるかもしれません。
我々も自分ごととして、今何が出来るのか、この先何をどうしていくべきなのかを考えていきましょう。
ロックンロール
E.KEMURA
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