ぃよっしゃー p(´∇`)q
ようやく次号(5月10日)の最終入稿も完了しました!
さすがに今回は、発刊までにだーいぶ前倒しの入稿となりましたが、ゴールデンウィーク挟んでるんでね〜、、だって印刷業者さんも休むっていうからさ〜。
こんだけ前倒しになっちゃったけど、ま、その分ウチらも気兼ねなく休暇を取れる!ということで♪
しっかり頑張ってみました〜♪
次号の内容を公表するにはちょっとまだ早すぎるので(^^; それは追って発表するとして。
実は今日はね、入稿の際に結構なレベルのトラブルがありまして ( ̄Д ̄;)
いつもの入稿は朝一で入稿し、午前あたりで入稿後の作業も一息つくわけで、今回は明日からのゴールデンウィークに向けて早めに入稿終えて、それ以外もバシッとまとめて、なるべく早く帰宅してプレ金ならぬプレチューズデーいっとくかー!と思ってただけに。。
まぁ、数時間かかってしまったけど今は無事に印刷工程に入れているので、終わりよければってな話なんですけど。
というわけで、今日はそんなトラブルに関して、からの持論まで書いてみようかなと。
色の表現には数パターン存在する
そのトラブルって〜のが、印刷を掛ける際のカラーモードに関するトラブルだったんです。ワタシも実は今日の件は勉強になりました(^^;
まず、印刷をかけるためにはインクが必要ですよね。
最近は家庭用プリンターも普及しているので、インクを実際に目で見る機会も増えているとは思います。で、カートリッジを見れば、なるほどこの色とこの色を混ぜることによって印刷される色を作り出し表現しているのか、となりますよね。
しかし、こんな経験はありませんか?
パソコンなどで例えばポストカードを作る、チラシを作る、それを印刷かけたら思ってるのと違う配色な気がする。もっとカラフルなのを予定してたんだけど、ちょっとくすんでね?みたいな。
そこにポイントがあるんですね〜。
聞いたことがある方もいるかと思いますが、色の表現には RGB (Red, Green, Blue)を組み合わせて色を表現するパターンと、CMYK (Cyan 青系, Magenta ピンク系, Yellow 黄系, Key Plate 黒系)で表現されるパターンがあるんです。(KはBlackのKだと思ってた。。)
より詳しくはこちらをどうぞ!すごく分かりやすく書かれてます♪
簡単に言うと、テレビやパソコンなどのモニターなどで表現される色はRGB、ブラウン管を思い出すと分かりやすいかも(って、ブラウン管を知らない世代もいるんだはずね。そしたらブルハの名曲『青空』の名台詞の意味も疑問なのかもな)、すんげー近くでブラウン管見たら、ちっこい信号みたいな赤緑青が細かく光って映像になってたの覚えてない?? まさにアレ!
発射される色と色を組み合わせて作られる色なので、色の幅も広く蛍光色に近い色まで出せるわけです。
反対にCMYKというのは、光で作られる色のRGBに対して、実際の物理的な色と色を重ねて様々な色を作り出す、言わば仮想的に対して現実味のある色とでもいいましょうか、ともかく今の技術において印刷物と言われる色はこの方法で出力されているわけなんです。
なので、モニター上でカッコ良くネオン系のデザインをしたり蛍光色のデザインをしても、インクでそういった鮮やかな色までを出そうとすると物理的に不可能な領域となって、なんかモヤーっとした感じで出ちゃうんですね〜。
我々のようなデザイン関連の企業では当たり前と言えば当たり前の内容なんですが、そりゃー関係無い人には知る由も無いですよね。ただ、、デザインをカッコ良く自分で制作して持って来てくれて、これを広告に使ってくれ!とか、フライヤーを出力してくれ!と言われると、実際に出てくる色を前もって伝えてないと、なんかイヤーな雰囲気になるというわけです。
このあたりちょっとでも知ってもらえていると、助かる業者も多々いるかと思います(^^;
高性能なプリンターほど色を見極めてトラブルになりがち
当たり前と言えば当たり前かと思いますが(^^; これだけ色にも色々あって(お!出たねロックンロールギャグ!)、それをなるべく精度良く出力しようとなればなるほど、その拾ってくる情報を事細かに分析して、逆に不具合が起きたりもするんでしょうね。
今回は、平面でのデザイン、それを編集ソフトで組み立て。その編集ソフトのカラーパターンと広告などのデザインのカラーパターンとの不一致を発見したがために妙なカラー配色になってしまっていたと。。ちょっと自分にも領域外の話になってきますが(^^;
我々としてはともかくPDF形式にまで変換して入稿しているので、さすがに最終的な平面レベルで読み取るのかと思ったら、その中の細部まで読み取り、その平面内の元のデータのどこ部分に違うカラーパターン(スポットカラー)が入ってるみたいですねと。。
マ、マジかー!
で、一つ一つ検証してと、ようやく全てが合致したので印刷に入れた、という状況なんです。
ビックリですな〜。まぁ、そうすることによってなるべく精度の高い再現力を保ち、鮮やかな印刷になるんでしょうけども。
さすがにワタシ自身も今日のトラブルはへ〜!ほ〜!なるほど〜!の連続でした(^^;
技術は日々進化しているんですね〜。デジタルが高まるほど性能も高まるけど、その分精査能力も高まって細かい配慮が必要にもなるんですね。
自動車なんかもまさにそうですよね。ハイブリッドとかになると、もう素人が手を出せる範囲を超えてる。昔の車はある程度どこが悪いんじゃないかな?ちょっとここを点検してみて、なんならちょこっとは部品も外してみて、なんてできてたけど。もう無理ですもんね。
オレたちにだってカラーがあるよ!
ともかく、今日のトラブルの件も含めて人は便利を求めるし高性能を常に求め続けるもの。どんどん仕事もロボット化されていくだろうし、人力要らずでオートメーション化され、それぞれの『自分には何ができる!』という表現も薄くなっていく。
だからこそ、『自分』という『存在そのもの』を表現していかないといけないんでしょう。
RGBでもなく、CMYKでもなく、その人にしか出せない『イロ』を確立し、そのカラーを照射し周りの意識まで染めていけるように♪
人間と色は似ているのかもしれないね。色だって混ぜ方によって何千色だって何万色にだってなる。同じカラーはありそうで無い。むしろアナログでは100%同じ配色のカラーなんて作れっこないのかもしれない。人間だって誰一人とて他人と全く同じなんてありえない。育ってきた環境が一つの色の深さになり、得てきた経験がその人の明るさを増し、逆にいい具合の影感を出したり、人生そのものがその人オンリーのカラーを作り上げるのかも。人の好みもそういうもので、その人しか持ち合わせないほんの微妙なカラーに安心感を得たり共感を得るのかもしれない。ってね。
そんな自分なりのカラーをより強く持ちたいと思うワケンローラー E.KEMURA 今日この頃でした。こじつけすぎか!?
んでオレの色ってなに?そう、賄賂(ワイロ)。そうエジプトのカイロ。そうホッカイロ。
出た!ワケンローラージョーク!
それでは皆さん、よいゴールデンウィークを〜!!
E.KEMURA
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