時には辛い人生も〜トンネル抜ければ夏の海〜(´∀`)
待ってろ沖縄の海!沖縄の夏!ワワワワケンロー!!
ということで!本日もテレワーク出演でのインビジブルでしたが、いかがでしたでしょうか〜(´∀`)
やはりスタジオ内の雰囲気だったり空気感も違うので、まだどことなく違和感ありますが、今しばらくステイホームインビジブルでもィヨロシクどうぞ〜!
そんなこんなでね、インビジブルネタにしてもなかなか考える部分もあってね。
だって、インビジブルで面白そうなスポット紹介しても、今は自粛自粛でなかなか外にも出れないし、特に北部などはドライブなどでの来訪も控えてくれってお願い出てるし。。
そのバランスも考えながらね、とりあえず自粛明けに行きたい候補地としてでも頭に入れてもらえるように紹介していきまーす!
そんな本日のインビジブルは、名護続きで名護の羽地エリアから♪
羽地も元々は羽地間切、羽地村という一括りのエリアでなかなか大きい。
羽地という地名の由来にも諸説あるんだけども、これはなかなか興味深い!という説に、北山との深い関わり説があって。
尚巴志が倒した北山王は誰だったか覚えてる?
そう、今では国宝にも指定されて、那覇市歴史博物館での年に何度かの展示イベントでのみ見ることが出来る、あの『千代金丸』という名刀を所持していた北山最後の王『攀安知(はんあんち)』ですよね。
その攀安知の祖父であり、北山王統最初の王と言われているのが『帕尼芝(はにじ、ぱにじ)』。
ん? 『羽地』と『はにじ』と『はんあんち』、、何か空耳アワー的なのを感じますよね?!
そう、羽地の地名はここに結びつくのではないかという説が有力視されているんですね。
『はんあんち』は『羽地按司』に聞こえる、『はにじ』もしくは『ぱにじ』はまさに『羽地』
これはもう無関係だとは思えませんよね〜。
また、別の見方もあって、昔は『金の字の(かね)』のことを『カニとかハニ』とも言っていたようで、ハニの地、『金の地』で羽地という説もあるらしい。
実際に羽地には銅が取れる銅山があって、琉球時代に作られたお寺の梵鐘には、羽地産の銅の梵鐘もあるのではないかという説もあるんだって。
まだ多くが謎に包まれているその関係性、今後の楽しみでもありますね!
そしてその羽地、やっぱり何と言っても見所としては羽地内海ですよね♪
沖縄にありながらの内海的な景色は『沖縄の松島』なんて言われたりもして、どこか県外の情景を見ているかの気分にもさせてくれる。
その内海は、もちろん湾陸で囲われている形状なので波も常に穏やかで、台風とか荒天時には船が避難してくる沖縄本島唯一の『避難泊地』としても活躍している。
あのバジルホールやペリーも琉球来島時には、この特殊な地形を調査しに来て褒め称えているという。
ワルミ大橋の上からは、その特殊で絶景と言わしめる形状がよく分かるよね。
で、その内海という特殊な形状は、昔から海上交通に重宝されていたようで、羽地内海に面した仲尾村には『勘手納港』という王府にとっても重要な港があった。
この『勘手納』という名前は、その場所に羽地および大宜味、国頭からの貢物を勘定して納めておく蔵があったことに由来するという。
特に羽地は昔から琉球きっての米所で、 仕上世米(しのぼせまい)という薩摩への上納米の産地にもなっていた。今でも昔ながらの呼び名『羽地ターブックヮー』と言って米所として有名だし、米作りの時期外れにはコスモス畑になる土地としても有名だよね。
で、その勘手納港手前に仲尾集落があって、仲尾のことを今でも『カンティーナ』と呼んだりもするらしい。『ヤスランティンのヤスランティーナ』じゃないよ(´∀`)
で、その昔、羽地間切の番所、いわば役場はもっと内陸部の親川という所にあって、そこから勘手納港に抜けるためには港手前の丘陵地の上り下りなどで結構な苦労をしてたらしい。そこで陸上の交通の便も良くしようと、100年以上も前にだよ?
地元の人々の熱意で、そこに沖縄初の手掘りによるトンネルを掘ってしまうという快挙を成し遂げた!
それが『仲尾トンネル』で、今でも存在していて、つい去年に100周年を迎えて話題にもなった。
もちろん、この100年の間には幾度かの改修工事があって今の形になってるんだけどね。
さらにこの勘手納港は、尚巴志が北山討伐に繰り出す際に、中山の連合軍が集まって出陣した港でもあるというから歴史好きにはさらにロマンあふれる場所にもなるよね♪
という、魅力たくさんの羽地なんだけども、、やはりこの情勢、今は行きたいのをグッとこらえてもらって、このコロナ問題が終息した時にガッツリと楽しんでもらえたらと思います。
まさに野に咲く花のように!トンネル抜ければ夏の海だ!
最後の一枚は、テレワーク空間にて『トンネル出口の発見!』の図(´∀`)
ワワワワケンロー!!
E.KEMURA
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