Invisible RYUKYU 第78回目は『水の都でゴリラの本部』

Wandering Okinawa!

ラララララ〜サンバディトゥナイト(´∀`)

はい!こちらロックンロール捜査本部!

いえ、『ほんぶ』と書いて『もとぶ』です

アオシマー!サキシマー!

どうもこんばんわ、踊るならぬ滑るボス捜査線 です

ロックンロール!

ということで、始まりました旧盆インビジブル!!

今宵は本部町第二弾、

やっぱり凄いもとぶの自然!

ということでお届けしました♪

『ほんぶ』と間違われやすいということで、ひらがなで『もとぶ』と書いていこうという動きもあるみたいですね(´∀`)

という本部町第二弾は、

やはり凄いもとぶの自然!

先週の本部の『山』も凄い大自然なネタが満載でしたが、

今週は主に本部の『水』に焦点を当ててお届けしてみました!

まず、沖縄で水といえばやっぱり湧き水、本部にも湧き水が多々あるんですが、他の湧き水とは圧倒的に違うスペシャルな湧き水があります。

それが、崎本部にある『塩川』! 地元の人にはスガーと呼ばれとても大事にされている湧き水。

名護市との境界あたりの海岸沿いすぐのところにある湧き水なんだけど、実は読んで字のごとく『塩』の『川』なんですね。

湧き水といえば通常は淡水、昔から生活用水として大事な役割を果たし、暮らしに欠かすことのできない存在だった。

塩水だとさすがに飲めもしないし、生活用水としても使えない。

しかしこの塩川、みた感じどう見てもその他多数と同じ湧き水のように見えるんだけども、実は湧き水なのに塩分を含んでいる。

これがとても珍しい現象で、確認されている中ではなんと世界に2箇所しか見られないんだって!

ここ本部の塩川と、あとプエルトリコに1箇所あるだけらしい。

そういう希少性もあって、国の天然記念物に指定されている大変貴重な湧き水なんです。

で、詳しいメカニズムが未だ解明されていないらしく、現在分かっていることは海水の潮位と湧き水の水量に関係性が見られる、湧き水の量と塩分濃度にも関係性が見られる、よって海水がなんらかの形で流れ込んでいることはおそらく確かであろうと。

で、本当に塩味なのか味見をしてみようと思ったんだけど、、、

この去った台風の影響の激しい雨続きもあって、先日見に行った際の塩川の水の赤いこと!! 舐められたもんじゃない!! なめんじゃねー! なめねこ

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塩川の赤土被害が最近ニュースでも話題となっていただけに、現場の深刻さを生々しく感じましたね。

国の天然記念物が、現地の人々の神聖な存在が、人災によって痛めつけられている。。

そういう我々も加担者ではあるとも思うけど、もっとみんなが知って見て考える必要があるなと深く感じました。

この塩川には、やはりそれだけ特殊な環境ということもあってか、シオカワモッカという日本でここだけにしか存在しない藻も生息する。

その存在すらも脅かされているという危険性も考えなくてはいけない。

しっかり考えよう。

本来はこんな感じ

塩川

で、そのまま国道を北上していくと、瀬底大橋が見えてきて本部港すぐ手前の海に大きなゴリラが現れます!

しかも空手を得意とする巨大ゴリラです!

実はその正体は巨大な一枚岩なんだけど、これが本当にゴリラが空手チョップをしている姿にそっくり!!

マリンレジャー関連の人たちにはゴリラチョップというレジャースポットとして広く認識されている。

ただ、これもやはり地元の人々にとっては神聖な場所で、岩の麓には御嶽もあるので、むやみに登ったり触ったりはしないように心がけてほしい。

この間たまたまその岩の写真を撮ったら、岩の上空にヘリコプターがたまたま写り込んでいて、さながらキングコングのポスターのようにも見える画像が撮れた!

それがこれ!

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で、さらに北上を続けると海洋博公園が見えてくるけども、今週はそこを通り越して一気に字具志堅まで足を運びます。

ここも今度は今帰仁村との境目辺りになるんだけど、国道505号線沿いに『田空の駅ハーソー公園』というスポットが現れます。

ここは『食と農のワンダーランド』と題して、新鮮野菜や卵、本部町の特産品の販売はもちろん、農業体験もできれば、レンタル畑で自分の小規模畑を持つこともできる。

その公園一帯が畑のテーマパークのようになっているんだけども、何より圧巻なのが畑へ引く水の水源。

それこそが、ここ地元の人たちが昔から大事な生活用水として使い続けてきた湧き水!

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ふぷがーと呼ばれるその湧き水は、昔から一時も枯れることなくコンコンと、いやバシャバシャとという表現の方がしっくりくるくらいのすごい水量が湧き出ている。

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しかも湧き水の上に橋がかかっていて上からその姿を眺めることもできるし、水の湧き出ている部分におりて水に触ることもできる。

さらにその湧き水を一旦溜めておくためのどでかいため池が公園内にデデーンと広がっていて、そこから各畑に水を引いているんだと思うけど、とにかくその池がでかいのね。

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で、こりゃ何か池の主とか色々住んでるじゃないかね〜と思ってたら、なななんと!!

沖縄では放送してないと思うけど、その人気ぶりから番組名くらいは聞いたことのある、あの!『池の水全部抜く』っていう番組でロケ地となった池らしい!!

動画で発見したんだけど、ロンブーの淳とココリコ田中の番組で、その2人はもちろん闇営業ではなく正規で来てロケして、そのゲストとして福士蒼汰、早乙女太一もその現場に来て池の水全部抜いてた!!

で、実際に1.5mの巨大オオウナギが現れた!!

外来種がたくさん池に入り込んできて、生態系が崩れかけてたところの依頼だったらしい。

観賞用として飼ってた魚を池に捨ててしまうケースも多いんだとか。

この辺もしっかり我がごととして考えないといけないよね。

それと、ちょっと場所戻るけど、本部小学校近くの伊野波集落にはこれまた綺麗すぎるウフワクという湧き水があって、今でも地元の人々の生活用水として重宝されていて昔懐かしい田園風景がとても素晴らしい。

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民家すぐ側に流れてる川ガーもいい感じ!

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本部町の酒造所、山川酒造さんも大自然の川の水が泡盛作りに欠かせないと仰ってるし、これだけ大自然の水と生活が結びついている素敵な場所が本部町。

ぜひ、そういった一面も楽しみながら本部巡りをしてみてはいかがでしょうか。

放送後の一枚は、3人でゴリラチョップ!!!

ワワワワケンロー!!!

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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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