Invisible RYUKYU 第60回目は第二期Sh@re TIME一発目!『北中城中村家』

Wandering Okinawa!

新元号発表でメディアも令和令和で一色ですが、

逆に考えると今はまだ平成なわけで、あと1ヶ月は平成なわけで、いやむしろ平成はあと1ヶ月しかないわけで!?

しっかりと平成を振り返って、色々むぬかんげーする時間にしてみるのも良いのかもね。

その辺はまた思うところもあるはずなので、別ネタ日に回してと。

今日は4月に入って初めてのInvisible RYUKYU!!

ということは、対応してくれる新パーソナリティーとも初顔合わせ!!

月金帯になったダーさんとはこれまでにも、やっさんやまきえさんのピンチヒッターとして出てくれて二度ほどは絡ませてもらってるので、なんとなく感は持ってたんだけど、

全くの新しい屋良さんとは、全然面識もないし、どこまでワタクシの極寒クールすぎるギャグやジョークを受け入れてくるのだろうか??という思いもあって!?

ひとまずの恒例ボス・アカペラコーナーは一旦休止しました(^^; っていつから恒例になったのかも知らんけど。。

いや、言えばあのアカペラは、ワタクシ・ボス同世代のまきえさんと、平成っ子のやっさんがどれだけ昭和歌謡に着いてこれるか!?というフリで始めたもので(^^;

今回新たにだと、そのギャップが楽しめるものか分からんし、2人してポカーンとしてしまわれる危機感も!?ということもあってね。

屋良さんのキャラクターを探りながら!? また再開できるなら再開していこうと思います♪

逆に! 今日のような猪木ネタ!そして昭和ギャグやアメリカンジョークを無理やり押し込みながら、お二方へのムチャぶりの方でも盛り上げていけるよう頑張りまーす!

猪木ネタってぬーやが!?とお思いのアナタ、ぜひラジコでお聴きください♪

まさか第二期までコーナー持つとは思わなかったけど(^^;

ここまで来たら、第1期での反省点だった自分の言いたいことだけバババーと言ってタイムアップ、という形ではなくて、もうちょい落ち着いて対話意識して、ロックンロールの香りも撒き散らしていけるようシフトしていければなと思っております!

第二期も、ご声援のほどィヨロシクお願いします!

さてと、前置きだいぶ長くなったけど、

4月のインビジブルネタは『北中城』!!

北中、今でこそライカムも出来て、女性の長寿が全国一!そして人口の多い村日本で5位という称号も手に入れてますが、

それこそちょい一昔前まではこれと言った目星いものもなく、正直中城村と北中城とどっちがどっちだば?という、今でいうとだいぶ失礼な話ですが、そういうイメージな村だったのも事実かと。

がしかし、しっかり調べてみると、色々面白い歴史や見所も多々あるんですな〜!!

逆にあれだけの琉球を思わせる歴史的文化財が揃って残っている場所ってそうそうないし、ほんと荻堂や大城あたりを散策すると王朝時代にタイムスリップした気にもなれる。

故に、そのエリアは『日本の歩きたい道500選』にも選ばれているし、琉球時代から使われている湧き水もとても多くて、その水群は『平成の名水百選』にも選ばれている。

日本の歩きたい道500選

日本の歩きたい道500選

間違いなく車で通り過ぎるよりも、歩いて回ることを強くお勧めします♪

そんなこんなで見所多い北中城を数週に分けてお届けしますが、

まずの今日は、メジャーすぎるかもしれないけど、『中村家』のネタをお届けしました♪

中村家とは、正式名『中村家住宅』といい国の重要文化財にも指定されている。

国指定重要文化財

国指定重要文化財

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約300年も前に建てられたと言われる沖縄の伝統的な住居で、琉球王朝時代の豪農の家だと言われている。

しかもその中村家の先祖は、護佐丸の先生役として護佐丸とともに読谷の座喜味城からこの中城に移ってきた家系らしい。

護佐丸が阿麻和利に滅ぼされてしまったあと、中村家先祖も一家離散を余儀無くされる。しかしその後なんとか盛り返して、この地方の地頭色にまで上り詰めたとのこと。

先の大戦によって、本島のほとんどの伝統式住居は焼き払われてしまったが、中村家住宅は戦前の屋敷構えをそっくり残し、当時の生活を知る上でもすごく貴重な建築物だとして、昭和31年に琉球政府から重要文化財の指定を受け、昭和47年の沖縄日本復帰後すぐに国の重要文化財として指定された。本島の民家としては初めての登録になった。

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300年も前の建物だけど、しっかりとした風水の考えに基づいて建てられているらしい。今思えばそれ自体が自然の摂理に伴い今の時代に続く建築のスタンダードになっていると思うけど、風水では日が昇る東が縁起のいい場所、西は日が沈む悪い場所。

さらに南に門(入り口)を建て、住居の一番いい部屋が一番南(南東)にあるべきだと考えられた。それがいわゆる一番座(客間)、そして二番座(仏間)、三番座(居間)と続く。

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実はこの作りこそが、夏の蒸し暑い季節にも南風を取り込んで快適な生活を過ごせるよう工夫されているんだとか。ほんとに生活の知恵なんだよね。

今はエアコンで事足りるから向きなど気にしない建築が増えているけど。

反対に一番方角的に悪いとされる北西には、フール(豚小屋兼便所)が配置されている。

フール

フール

それと沖縄といえばやはり昔から台風は厄介なもの。昔は今の比じゃないほど被害が出たはずよね。

その被害を少しでも小さくするための工夫も見られていて、石垣を建てるのはもちろん、防風林や目隠しの役目も果たすフクギが家を囲うように植えられている。

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ヒンプン(門と住居の間に立つ板状の壁)もすごく立派で、それだけでも普通のお宅ではなく、お屋敷〜という感じを受ける。

ヒンプンは今更説明する必要もないかもしれないけど、外から家の中が直接見えないようにする目隠しの役割と、魔除けの役割もあるみたいね。

ヒンプンを挟んで男女の家への入り方も変わるようで、男性はヒンプンの右側から家に入る。女性はそのまま台所に繋がる左側から入っていたようだ。

台所も昔の風景をや器具をそのままを残していて、当時の生活の様子を伺い知ることもできる。

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そんなこんなで、単に昔ながらの伝統的な住居という形の見学だけでなく、いろんな工夫であったり風水的な考えが取り入れられていたり、それが沖縄の風土の特徴をうまく取り入れた作りになっていたんだという理解だったり、そういうことも知った上で今一度訪れて見ると、今まで気づかなかった部分に気づくかもしれないね♪

家一つの作りを取ってみても、これだけ興味深い沖縄の伝統的な生活文化!

まだまだ知らないこと、面白いことがたくさんあるはず♪

まずは興味を持って触れてみてください(^^)

ワワワワケンロー!!!

毎度恒例放送後の一枚は、初の顔合わせとなった3人にて、第二期!のポーズ!

第2期のTwo!! この3人でロックンロールインビジブルお届けしまーす!! ワワワワケンロー!

第2期のTwo!! この3人でロックンロールインビジブルお届けしまーす!! ワワワワケンロー!

ますますィヨロシクロックンロール!!!


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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