Invisible RYUKYU 第53回目は『バブル最盛期!宮古島市』

Wandering Okinawa!

ズミ!あがい!あっがんにゃロックンロール!!

今宵のインビジブルは、この感嘆詞でお分かりのように、

そう!『宮古島市』をお届けしました〜!!

ついこの間にFM沖縄の伊良部島中継局が開局になって、宮古の人々にも楽しんでもらってるはず!ということもあってね(^^)

み〜やこみやこまもる君〜も歌ったしね!たんでぃがたんでぃ!

ラジコでも追っかけ再生可能です♪

しかし最近の宮古はスゴいですよね!?

稀に見るバブルアイランドと言っていいんじゃないの!?

地価も何十倍に膨れ上がっているとか?

観光入域客数も2011年の33万人から2018年には98万人!!

クルーズ船も2015年にはたった13回が、2018年にはなんと173回!!

これはあまりに急変すぎるとかで現地でも戸惑っているとか??

現地の人がスーパーで買い物できないとか、食堂にも入れないとか、土地や資材の高騰で家も建てられないとか。。

現地の人が潤えばそれはそれでありかと思いますが、ちょっと疑問を感じてしまうのも無理はないですよね。

と、そんな大人気な宮古島、このバブルは何がきっかけかというと、やはり『伊良部大橋』の開通がかなり大きいんでしょうね。

2015年に宮古島と伊良部島間に開通した、全長3540m、無料で渡れる橋としては日本一長い橋として話題になりました!

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有料の橋を合わせても日本で4番目の長さ。

さらに橋の下に広がるのはコバルトブルー&エメラルドグリーンの大海原!!

橋の上には南国のブルースカイ!!

これは話題になるでしょう〜!

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CMなどにも数多く使われるようになって認知度も高まり、さらに本土からの直行便が相次いで就航!

今では那覇はもちろん、東京、大阪、名古屋にも直行便ができ、かなり気軽に宮古へ飛ぶことができるようになったことも大きいでしょうね。

さらに来る3月30日には、下地島空港が開港し、それに合わせて成田-下地の路線が開通!

成田ってことは、海外から成田に入り、そのまま下地島までっていう外国人も結構増えるだろうね♪

してジェットスターというLCCだからスゴい!

なななんと!成田-下地間が最安¥6990てよ!?

シカます!! こりゃますますバブル盛り上がるな〜!

そんな宮古島からのインビジブルは、結構ネタが多いので2〜3週に分けてでお伝えしますが、

本日は近代の宮古についてお届けしました(^^)

まず、現在宮古には宮古島市一つしか無いですね。

それまでは

平良市・城辺町・下地町・上野村・伊良部町

と5つの自治区があったんですが、2005年の平成の大合併で宮古島市として統一。

さらに伊良部島へも橋が渡り、大神島を除いては全て離島が繋がった形になりました。

伊良部島への橋が渡った背景には、1940年に起こった『伊良部丸遭難事故』という海難事故によって74人もの犠牲者を出してしまったことに対して、2度と同じような事件が起きないようにという想いがあってとのことらしい。

またこの橋の開通をきっかけに、宮古島との島嶼間格差もなくなり、物価も宮古島並みに落とすことができると大歓迎だったとか。でもその裏には伊良部高校の廃校が決定になったり、島へどんどん押し寄せてくる観光客や観光客を相手にするビジネスが流入。お互いに想うところがあるだろうけど、今が乗り越え時期なのかもしれないね。

で、この伊良部大橋、2006年に着工して、当初は2013年の開通予定だったらしい。工事期間中に耐震性の問題が発覚したり、台風によって特殊重機船が非難のため本土に戻ったりして2年も遅れたとのこと。もし開通があと2年早かったら、何かが変わっていたかもしれないね。

で、伊良部島では展望台が見所で、フナウサギバンタ、牧山展望台からかんなり素晴らしい景色が見れるよ♪

二つとも、秋冬にかけて宮古島に飛来してくる『サシバ』というタカのような鳥を象った展望台になっていて、それを見るだけでも楽しいんです(^^)

フナウサギバンタ

フナウサギバンタ

牧山展望台

牧山展望台

牧山展望台からの眺め

牧山展望台からの眺め

で、宮古ってハブが生息しない島っていうのも知ってた??

これも案外インビジブルだよね。

その理由は確証されている訳では無いらしいんだけど、宮古はフラットな地形をしていて山という山が無い。なので川も無ければダムも無い。そしたら水不足に悩まされそうなもんだけど、不思議なことに地下水がものすごく豊富で、地下ダムというものが存在し、それで島民の水事情をカバーしているんだって。

さらに伊良部大橋が繋がったことによって伊良部島までも水をパイプで通し、伊良部島の水事情も大きく改善されたんだって。ただ、このあまりにも急激な観光客の増加で、今後何かしらトラブルが起きなければいいんだけどね、と少し心配にはなるよね。

で、そういうフラットな島なもんだから、これまでの長い歴史の中で過去に海面上昇に伴い島自体が水没したことがあるんだとか。その際に生物が絶滅し、再び隆起した際には海で隔てられて島って他から入ってこれなかったんだとか。

他にも宮古島の土壌が酸性であるためハブが棲めないという説もあるようです。

というわけで、まだまだ宮古ネタはたくさんあるけど、今宵は今バブル真っ只中な『宮古島市』というネタでお届けしました〜!!

放送後の一枚は、やはり『宮古まもる君』から敬礼のポーズ!

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実際まもる君たちは敬礼はしてないんだけどね(^^;

ワワワワケンロー!!


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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