ボスイケムラ

昭和世代のウチナーンチュなら一度は行ったことがあるであろう、恩納村のいんぶビーチ。 その名称から、県外の人々たちにも格好のネタにされる『恩納のいんぶビーチ』 しかし実際は漢字で『伊武部』と書き、その由来は王朝時代にそこに印部石（し...

嘉手納の屋良ムルチ（沼）には、昔から人々に危害を与える大蛇が住むと言われてきた。 その大蛇を鎮めるため家族思いの一人の娘が自ら生贄となるのだが、その瞬間に神が降りてきて大蛇を撃退するという話。 玉城朝薫の組踊五番、『孝行の...

糸満市高嶺大里には、尚巴志による三山統一前まで南山一の勢力を誇る『南山大里グスク』があったと言われる。 大里村の島添大里グスクなのか、高嶺の島尻大里グスクなのかどっちだったかという論争は未だに答えを見ない。 しかし雰囲気は物...

与那原町は戦後大里から分離して出来た町だ。 戦前には沖縄軽便鉄道の与那原駅があり、東海岸の重要な交通要所だった。 親川や御殿山は王朝時代から神聖な場所として崇められ、王族の久高島訪問の際にも与那原の港から行き来をしていたとい...

金武町の町並みには、昭和とアメリカが融合した昔ながらの沖縄が色濃く残る。 町にはキャンプハンセンが広がり、ハンセン目の前の新開地には異国情緒溢れる店舗やストリートが交差している。 今や沖縄グルメの代表格、『タコライ...

読谷村残波の海岸は、昔ながらの沖縄の風景が残る癒しの空間だ。 ただ、岩上から海を眺めると、奇妙な形の岩がズラッとむき出しになっている。 何だこれ！？ 実は、昔の建築材料として切り取られた岩の跡形なのだ。 琉球石灰岩...