あの鐘を〜鳴らすのは〜アナタ〜(´∀`)
と言うアッコにお任せなアカペラで入りました、今日のインビジブル!
ブログでもフォローしていきますね〜!
さーて!ハーレー鉦も鳴りました!
もう梅雨明けと考えてよろしいんでしょうか!? 昨日今日は嵐のような雨ですが(´∀`)
今度の木曜は旧暦の5月4日のユッカヌヒー♪
そう! 糸満が一年で一番熱く盛り上がる日と言ってもいいのでは!?という、糸満ハーレーの日ですね〜(´∀`)
ただ、現地の人が言うには、当日よりも前日の門中ハーレーの予選〜からの交流会が楽しいらしい!
行ったことないな〜(^^;
そりゃ〜ウミンチュの街の、門中あげての交流会、さぞかし盛り上がるんでしょうな〜♪
ということで、本日のインビジブルはちょっとイレギュラー的に、糸満のインビジブルをお届けししました!
まず何と言っても、糸満と言えばウミンチュの街だし、ハーレーの街ということで有名ですよね♪
他のハーリーイベントは那覇ハーリーのように新暦で行われたり、旧暦のユッカヌヒーに近い週末に行われたりしますが、糸満市の糸満、八重瀬の港川、南城の奥武島などは平日であろうと旧暦の5月4日に開催する!というこだわりがありますね。
さらに糸満、港川ではハーレーという呼び方にもこだわり、安易に糸満ハーレー会場でハーリーハーリーと言っちゃうと、ポカッとやられちゃうよ、ハーリーポッカーってね。
ハーリーってのは爬竜船の爬竜から来てるという説が有力で、中国から伝わり豊見城が発祥の地とは言われているよね。
その目的も王国きってのエンターテイメントにもなったとも言うし、漁師たちにとっては大漁祈願、安全祈願のためとも言われる。
そこで、琉球王朝時代から漁師町として確固たる存在感を誇っていた糸満では、ハーレーが盛んになるのも容易に理解はできる。
水泳ゴーグルの原型となったと言われる『ミーカガン』も糸満のウミンチュ、玉城安太郎が開発したと言われているしね。
昔から、西村、中村、新島の三村で競争するという形は変わらないけど、各ムラのサバニの選出にはこだわりがあったらしい。
ハーレー鉦が鳴ったあと、ムラで一番早いサバニをハーレー用に選出、そして1週間かけて練習に励んだらしい。
そのサバニに選ばれることが漁師にとっての何よりもの名誉で、その性能向上にも激しく競ったらしい。
現在はハーレー専用のサバニが用意されている。
ちなみにユッカヌヒーの翌日にはグソーバーレーというあの世のハーレー大会が行われるとも言われていて、ウミンチュはその日漁には出ないらしい。海上に出ると、人気も無いのにどこからともなくハーレー鉦の音と民衆のワイワイ騒ぐ声が聞こえてくるんだとか。ま、ハーレー当日はだいぶ飲み倒すだろうから、漁には出ない方がいいよね。
と、ハーレーに使う『サバニ』、サバニという名前にも実は面白い由来があって、諸説あるようだけども
サメのことを糸満方言で『サバ』と言うらしい、それで『サバ漁に使うンニ(船)』ということから『サバンニ』、で『サバニ』となったらしい。
昔は中国との交易品として、サメのフカヒレが重宝されていて、その獰猛なサメを相手に漁をしていたのがイトマンチュ、そりゃ男らしいイキガが育つわけだよね♪
で、その後近代に入ってからは近海での漁に加えて、奄美や八重山まではもちろん、四国や山陰、伊豆、さらにはフィリピン、シンガポールなどの東南アジアまでも漁に出ていたというからとんでもない!
そこに関連付いてか、こんな話もある。
あのフランスの皇帝、ナポレオンが地中海を航海中サバニに乗ったアジア人を見つけ、アレは何者だと部下に聞いたところ、アレは東洋人、イーストマンです。と伝えたところ、その凄さがヨーロッパで知れ渡り『イーストマン』、『糸満』と呼ばれるようになったとか。これは流石に無理があるかもしれないけど(^^;
でもそれだけこんな小舟で実際に世界を渡り漕いでいたという実証からの話かもしれない。
それとまたもう一つ糸満という名前の由来で面白い話が。
その昔、イギリスの貿易船が琉球沖で遭難しイギリス人数人が糸満の山奥へ1時避難したらしい。
その後生活しているうちに地元の人間とも仲良くなり、結局糸満の地に住み着いたという。
そのイギリス人が実は8人いたことから、彼らをエイトマンと呼び、エイトマンがいる場所、として糸満になっていったと。
これも眉唾な話ではあるが、実際に糸満の真栄里の小高い丘にはロンドンガマという洞窟がある。
そうイギリスの首都はロンドン。
そしてそのガマがある一帯をロンドン杜公園と言うのだ。
まさにロンドンコーリング! パンクバンド『クラッシュ』の代表曲
これは偶然か、それとも!?
さらにこの話には妙に関連する昔話もあって、
その昔、どこからか真栄里に流れ着いた1人の若者がいた、たいそうハンサムでガッチリした体型、漁が抜群にうまく、村人にも優しく食べ物も分け与えた。
そんな若者に恋してしまったのが、村一番の美女、それを面白く思わない地元の若者たちは彼のことを『海やから』と呼び、追い出そうと色々仕掛けるが一向にうまくいかない。最後には彼のことを悪く思わさせるような歌を作って広めたと言う話がある。
その歌が『海やから』で、今でもよく歌われるしエイサーにも使われる代表的な沖縄民謡である。
ふーむ、どうしたって頭の中でリンクさせちゃうよな〜。
流れ着いた若者、ハンサム、体格、漁がうまい、
これは、十分にウチナーンチュ離れした外国人だとも捉えられるよな〜なんてね。
異国人が流れ着いて、それまでに見た事もない体格や出で立ち、パワーに驚き物語化される話は結構あるよね。
案外そういう事なんじゃないかな〜とも思う。
そんな不思議な話も残る糸満、ぜひハーレー持ってる人はハーレーに乗って、ハーレー見てロンドン公園にも行って雰囲気味わってみてはいかがでしょう♪
あ、ロンドンガマまで行くことはお勧めしません。草木生い茂っていて、この梅雨時期間違いなくハブいますね。
して毎度の放送後の一枚は、ハーレー繋がりでチョッパーハーレーに跨っているの図!
ワワワワケンロー!!!
E.KEMURA
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