越境ドロップシッピングの盲点 このやろー!

ITロックンローラー

このコロナ禍において、我々も何かしら新しいことを始めていかないと!

ということで、昨年からかな?オキナワンダラーオリジナルグッズのオンラインショップを立ち上げたんです。

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沖縄英字情報マガジン『OkinaWanderer(オキナワンダラー)』のオフィシャルグッズ販売サイトです。オフィシャルグッズの他、日本人に限らず外国人向けのにも様々なアイテムを販売しています♪We provide official Okinawanderer products! Get Okiwan special i...

最近はすごいね、ECの知識無くてもオンラインショップを簡単に開けちゃう。

手探りながらも、オキナワンダラーグッズを制作しオンラインショップにアップ!

ま、そんな簡単にモノが売れるとも思ってはないけど(^^;

なかなか売り上げを立てるのも難しいもんだね。

ただ、我々のマーケットは外国人の方が多いわけで、海外からの問い合わせは思った以上にあるわけ。

しかし!想像に容易いと思うけど、国際郵送って結構なコストかかるわけね。

しかも日本のように郵送物は必ず届くという感覚じゃない。

アメリカの郵便局で送ろうもんなら、届かなくたってしょうがないか、で済むような感覚らしい。パッケージの扱い方も酷いというしね。

なので、大事なものはEFEDXやDHLのような宅急便、日本からの郵送であれば、せめて日本郵便の宅急便EMSを使わないと届くかどうか信用できないという。

でもそのコストはTシャツ一枚送って¥2000超え。

Tシャツと同じくらいの値段しちゃうじゃんか。

という送料事情を購入希望者に伝えると、ん〜さすがに送料にその値段はかけられない。。やっぱごめんね〜というやりとりになっちゃうわけ。

これはもったいない!ここをどうにかできないか!

という悶々とした日々が続く中、

あ!アメリカに住む知り合いにお願いして、アメリカでシャツを生産してアメリカから発送すればいいじゃん? あれ? そもそもアメリカの業者に直接発注して、そこから発送なんてのも可能なんじゃないの!?

いろいろ調べていくうちに、全然それが可能だと分かった!

日本にあるサービスがアメリカにないわけない!

そして、とあるオンデマンドプリント&ドロップシッピングを行なっているプリント会社を発見!

世界中には同じような考えをしている人はやっぱりたくさんいた(^^;

自分のデザインをシャツとか色々なものにプリントして、それを世界中に売りたい。ただ在庫を抱えるのはもちろんリスクが高い。受注発注にしても納期までの時間や発送のコスト問題。

そこで考えられたのが『ドロップシッピング』

デザイナーは自分のデザインをプリント業者に納品し、バーチャルでアイテムを作成しSNSなどでプロモーションする。そのアイテムを気に入ったお客さんから注文が入ると、注文は直接業者に入り業者からお客さんの元へと発送される仕組み。

『オンデマンド』ってのは、『On demand』てことで、要求に応じて提供される仕組み。オンデマンドビデオなんてのもあるし、受注提供、受注生産ということだよね。

これを海外の業者に委託できれば、例えばアメリカからアメリカなら送料も国内料金なわけ!

で、早速ここ良さそうじゃん♪ というプリント企業にアカウントを作って、データ持ち込みでアイテム作って、シャツの原価自体は日本と比べてかなり安かったんだけど、とりあえず既存で販売している値段に合わせて設定、そしていざ公開!

なんだ!結構簡単じゃん!?

じゃ、まずはアイテムのクオリティを確かめるためにも、自分でサンプル用に注文してみてよう!

と購入してみたわけ。

購入作業もすげーシンプル!

送料も、逆輸入という形でアメリカから日本に送るはずなのに、たったの数百円!

こりゃもしかすると、日本国内からの注文も海外に飛ばして仕入れた方が安く上がる?

そうすればシャツ自体の価格も下げられるじゃん!?と。

正直、既存のショップのアイテムは、原価自体が高いので売値も自然と上がってしまうわけ。

ブランドもんじゃあるまいし、もうちょっと安く提供したいんだけど、売るからには多少でも利益出さんと。。という感じでね。

そんでもって今回は自身が客となって逆輸入ポチりました!

赤と青、シャツのグレードもレギュラーとプレミアムの2種類別々で。

しっかりと注文受付メールも届き、翌日にはDHLのトラッキングナンバーまで届いた。

ほぉ〜、あの格安送料なのにDHL使うんだ。コスト割れしてないのかね〜なんて思いながら。

ではでは、自分の売り上げの方はどうなってるのかな? 差し引きでどれくらいの収益になるのかな?

アカウントダッシュボードを開いても、売り上げはまだ立ってないし、注文が入ったという知らせもない。

え? 自分確かに買いましたよね? トラッキングするとしっかり物自体は動いている。あと数日後には沖縄に到着しそうだ。

翌日も翌日も同じこと。

え? 注文は入って品物は動いているのに、売り手には何の知らせも届かない。

ちょっと待て待て、おかしいぞ?

これって、例えば実際にはいくら注文が入っていたとしても、カンパニー側でまだ売れてませんよ〜と操作することができるのならば、中抜きっていうの? 売り手に入る分も全部持っていかれるじゃん? 確かに分かりっこないよね?

たまたま自分は、とりあえずクオリティー知りたいし自分用にも買っておこう!と客になって購入してみたものの、一向に売り上げが立たん!と怪しさに気づいたけど。

どうなんでしょう?

まさか何かの間違いだよね??設定ミス??とか思ってたけど、フェイスブックページのタイムラインでもクレームの嵐・・・。

こりゃ黒だな。。

これまでに何度もメール、お問い合わせフォームからの連絡、フェイスブックでのメッセージなど送ってあるけど。一向に返事無し。フェイスブックに至っては、これは販売チームの管轄ではないので、システムチームへお問い合わせくださいって。

なにが?なにが?なにが?? 

そうこうしているうちに、商品は届いた。。

青も赤も、届くことは届いた。

届いただけまだマシではあったけども、未だに売り上げも立たなければ連絡もない。

もっと安く設定しておけばダメージも小さかったんだろうけど、、差し引きすると数十ドルの損失。。

こんなサイトでお客さんに買い物させるわけにはいかん!

と、もう一般公開はしてないけどさ。ここは登録やめましょう。。

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せっかく海外販売路が見えてきたのに!!

ということで、ゲンナリはしたものの、ここで挫けるわけにはいかん!

と一からやり直して、今回はかなり企業的にも安心感のあるPOSレジで有名な『Square』が連携するシステムで再構築しました。

ちょうどようやく公開できるタイミングになって、カナダからTシャツを注文したいという問い合わせがあってさ、バッチリ一人目のカスタマーの購入が完了しました!

今回は即注文の連絡も入ったし、売り上げも立ってるし、やっぱりデータ管理系がすごいしっかりしてる♪

ただ、サイトデザインが少しシンプル過ぎというか、無駄に色々オプションを付けないスタイルなんだはずね(^^;

ということで!

ようやく自信を持って公開できる外国向けのオンラインショップ、

https://okinawanderer.square.site/

の完成です!!

ぜひ!あなたもオキワンTシャツをお買い求めになって♪

あなたの身の回りにもオキナワロックンロールの風を吹かせてください♪

ィヨロシク〜!

ワワワワケンロー!!


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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