琉球

第一尚氏から第二尚氏にへと変わるクーデターが起き、駆逐されたと思われながら残存した第一尚氏末裔には、なぜか後の空手大家となる家系が多い。 松村宗棍、松茂良興作、花城長茂など錚々たる顔ぶれだ。 しかもその多数のご先祖方は尚清王〜...

尚徳王の三男・屋比久大屋子の流れには『明氏』もある。 明氏には『空手』という文字を初めて顕した大家『花城長茂（明増盛）』がいる。 これほど空手と第一尚氏が絡んでいる理由とは？ 第一尚氏が駆逐された後、生き...

まだまだある！ 第一尚氏最後の王『尚徳王』の長男、次男は、金丸&安里大親クーデターの際に殺害されたという。 しかし三男は乳母とともに一族の故郷である佐敷へ逃げ延びた。(四男、五男もいたというが、彼らのその後は判然としな...

第一尚氏最後の王『尚徳王』は、喜界島征伐の際に安里八幡宮を建立し、無事戻ったところ泊の港で清水を持ち迎えてくれた女に感動し、その女を泊大阿母に、その夫を泊地頭に引き立てたと伝わる。 実はこの女は尚徳王の妹で、母親は尚徳王と同母（尚泰...

第一尚氏が滅び第二尚氏に変わった頃、ほとぼりも冷めたのか玻名城守知は首里での仕事にありついていた。 玻名城守知が治めていた具志頭玻名城 そんなある日、尚円王の幼い息子である尚真の養父を探すことになり、占い師によって吉日の朝一番...

具志頭玻名城守知、南風原守忠は『阿氏』である。 具志頭の安里大親が南山王他魯毎の弟『南風原按司守忠』を匿い、北部へ逃せ、後に自分の娘を守忠に嫁がせたことから歴史が大きく変わる。 こちらの阿氏、現在の本流は前川家で『守』が名乗り...

今日は所用があって東風平まで🚘 こちらに用事があったんです 東風平の小城に行ったんだけど、小城と小禄の湖城は何かしら関係あるんだろうか？？ 琉球屈指の武人とも謳われた謝名親方利山は湖城殿内の流れだ...

そして具志頭の安里の隣には『玻名城』という集落があり、この地もまたなんとも興味深い。 尚真王長男・尚維衡（妃である尚宣威王娘との世子）を王位継承の座から廃嫡させた大事件は、尚維衡の異母弟で第４代国王になる尚清を産んだ側室『華后』と尚...