Invisible RYUKYU 第69回目は『琉球絣の町、伝統の町、南風原町』

旧暦のユッカヌヒーが過ぎた途端、梅雨がぶり返したかのような嵐のような大雨続き。。

それでもハーレーの日にはあれだけピーカンな晴天になったんだから、不思議だね〜(´∀`)

さて!

今週のインビジブルからはお題変わりまして、南風原町をお届けします〜♪

たーての糸はアナタ〜、よーこの糸はタワシ〜、はいタワシ一年分、って新婚さんか! いらっしゃーい! 

的なおふざけもさせてもらっての、糸で織るが今夜のキーワードでしたね。

そう、まずの今夜は南風原の概要、そして南風原の思いも寄らない特徴、それから南風原と言えば!の『琉球絣』についてお届けしました(´∀`)

まず南風原、沖縄の読めない地名としても常連ですよね。南風原と書いて『はえばる』なわけなんだけど、、確かに縁もゆかりも無い人からは、なんでよ!? っていう読み方よね(^^;

まぁ、由来として有力な説には、南風原の位置関係からも分かるように、首里のすぐ南側に位置していることから南の風の土地ということで南風はウチナーグチで『はえ』、そこから『南風原』と呼ばれるようになったんだとか。

現在人口39000人ほどのエリアでありまして、面積的には県内で4番目に小さい行政区、那覇とも隣接しており意外にも、え?ここからもう南風原なの?という驚きもあるかと思います。

高速の那覇インターチェンジ、料金所は南風原で県道に出たところは那覇。弁ヵ岳は首里だけどすぐ隣の海邦高校は南風原なんですね〜。

そして、南風原には現在の沖縄県内の市町村で他には無い唯一!の特徴があります。

それは一体何でしょうか?

これもクイズにさせてもらいました(^^)

そう、意外や意外、『唯一海に面していない市町村』なんです! ある意味すごい!

その立地性の裏付けにもなるのがあって、何と町の回りを6市町村もの自治体で囲まれているという(´∀`)

これもスゴい! 那覇、豊見城、南城、八重瀬、与那原、西原!

これだけでもある意味大きな話のネタにもなりますよね♪

で、南風原町では観光協会さんがすごく頑張っているのが目を見張る。

まず、何と言っても町のキャラクター『はえるん』の活躍ぶり!

はえるん①-700x462

見たことある人も多いと思うけど、あのキャラクターには色々な要素が隠されているのだ。

頭の形が南風原特産の『かぼちゃ』というのは一目瞭然だが、眉毛はシーサー、そして着ているのは着物は南風原の伝統芸能『琉球絣』、耳元を飾るのは町の花『ブーゲンビレア』、そして頭の上に鮮やかに乗っかっているのは『ストレリチア』という極楽鳥にも見えるので極楽鳥花とも呼ばれる優雅な観葉植物! このストレリチアの生産量日本一を誇るのも南風原町なんだとか。

参照:南風原町観光協会

参照:南風原町観光協会

ちょっと前にはカボっちゃマンというローカルヒーローも大活躍したけど、今は休業中らしい。

はえるんとのコラボが楽しみですな♪

さらに、はえるんには野菜の友達というキャラもいて、ゴーヤーにーにーとかキャロリンとか、ビューリーくん、ピーマン王子などなど。

そのキャラそれぞれもすごく可愛らしくって、今後の活躍が楽しみなキャラクターたち。

しかもこのはえるんにはファンクラブまであって、誰でも入会することができる。入会すると会員証が届くほか、お誕生日にメッセージが届いたりもするとのこと!

そして正規に申請をすれば、町外であっても地元の学校とかお祭りとかにもはえるんが来てくれるということです!

はえるんのLineスタンプもあったり、はえるんが案内してくれる観光アプリなんてのもあるんです。

ここまで観光に力を入れてる南風原町、ぜひはえるんの応援もしていきましょう♪

と、前置きが長くなったけど、南風原と言えばやはり『琉球絣』!

はえるんも着けている、あの絣柄の琉球王朝時代からの伝統工芸織物ですね。模様が掠れたように見えることから絣と名付けられたらしい。

南風原で織物生産が盛んになったのは大正の頃からで、昭和に入って南風原織物組合が組織され大規模な組合工場が操業。また民間の工場も設立され県内最大の絣の産地となった。

戦後の焼け野原でも真っ先に織物の復興を図り、焼け残った織り機や道具を集め、米軍払い下げのロープなどを解いて豆腐袋から織り物を始めたという。

絣の特徴としては、あらかじめ折り上げる図柄を基に糸を染め分け、その糸を縦と横に交互に織り上げることによって、幾何学模様を表現する技法。

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絣の技法はインドが起源と言われていて、東南アジアから琉球王国に伝わり、その後江戸時代に日本へ、薩摩かすり、久留米かすりなどにも影響を与え日本全国の絣のルーツでもあるのが琉球絣と言われている。

琉球絣は図柄がやはり特徴的で、その数500〜600種もあると言われている。しかも工房それぞれに代々受け継いできている『御絵図帳(みえずちょう)』と呼ばれる図柄集があって、琉球王朝時代から変わらぬ技法、図柄で織り込まれているのだ。

近年ではその織物に新しい感覚を取り入れ、様々なオリジナル商品も人気となっている。

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財布などの小物だとか、バッグだとかネクタイだとか。すごいオシャレに琉球の伝統工芸品を身にまとうことができる。

そんなたくさんの工房や職人が集まった“織物のまち”が南風原で、近年手織り業者の組合員によって作業の安定と職人の社会的地位の向上を図り『かすり会館』という事業拠点を作った。

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また、かすり会館の周辺の照屋(てるや)・本部(もとぶ)・喜屋武(きゃん)集落界隈は「かすりロード」とよばれ、シャラーントントンとはた織りの音が響き、反物を野外に広げたりする作業風景がみられる風情ある散策ルートとなっている。(一部南風原観光協会より抜粋)

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そのかすりロードの途中途中には、絣の図柄がデザインされた石畳だったり外壁だったりもあり、風情を楽しみながら散策することができる。まち歩きなども定期的に行なっているので、興味ある方はぜひ南風原の観光協会さんへ問い合わせてみてください。

直近では今月の22日に『かすりの道ツアー』が開催され、現在参加者の応募を募ってます。

また「かすり会館」でも、後継者の育成や展示販売などを行っており、無料で、はた織り風景などが見学でき、琉球絣や南風原花織などの歴史や作業工程を学ぶことができます。

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また事前予約すればはた織りや染めの体験なども可能。

さらに、現在琉球絣事業協同組合の方では後継者育成事業として、技術者養成の募集をされています。

締め切りが今度の金曜14日まで! なんともタイムリー!

興味のある方はぜひ、協同組合さんの方へ問い合わせてみてはいかがでしょうか♪

放送後の一枚は、シャラーントントンをイメージして機織ってるポーズです!

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ワワワワケンロー!!!!


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E.KEMURA
沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字マガジン Okinawanderer の発行、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中!