マジムンがばんない出てくる日だから、シバサシでお祓い!

琉球ワケンロー

旧暦の8月10日、11日は、8日のヨーカビーに始まり最もマジムン(妖怪)が出やすい日だそうだ。

そこで昔から沖縄では、ヨーカビーに高台から自分の集落を眺めては人魂の出る家がないかを探し、人魂が出た家では3年以内に誰かが死ぬなんても言われるわけで、爆竹を鳴らして悪霊退散を行ったという。

そして10日、11日にはススキの葉に桑の葉を束ねて結んだ『シバ』という魔除けアイテムを屋敷の四隅に刺し、結果を作ってマジムンが入れないようにしたという。

このお祓いを『シバサシ』という。

現代でも続けている家をチラホラ見たりする。

シバサシの桑の葉が無い、ススキの葉3本を束ねて結んだのが『ゲーン』

ススキのは1本、糸芭蕉や他の葉でも構わないと思うが、それを小さく結んだのが『サン』

サンは重箱や弁当などの上に乗せて、食べ物に悪が付かないように(腐らないように)というお守りとしてよく使われる。

その辺の紹介も兼ねて、作り方を動画で撮ってみた♪

文化体験ってことで、外国人たちも真似てやってくれるといいけどな〜♪

ワワワワワケンロー!!

旧暦8月10日、シバサシで結界作ってマジムン退散!

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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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