もうね、こういうどうにもならない時は、ここぞとばかり読書をしましょう!
って、この本はちょい前には読み終わってたんだけど、あと何回か読みたいくらい。
実は図書館で借りたのよね。
出版された時には、買ってでも読んでみたい!と思いながらズルズルと〜してたら、まさか図書館で借りて読めるとは思わんかった(´∀`)
そう、賛否両論ありにありそうな
『橋下徹』氏の『沖縄問題、解決策はこれだ!』
という本。
こういう社会情勢だし、政府への不満もある今だと余計に感化される気もするな(^^;
もう、そもそも本人自体に対して賛否両論大きい方ですけど、以前に何かの番組で観たことあって。
彼が若手茶髪弁護士としてテレビに出だすきっかけになったのは、自分自身が目立つことでメディアに取り上げられ、それで児童関係だったかな?の世の中の問題に世間からの焦点が当たる可能性があるのであれば、その経緯の手段は選ばなかったと。
茶髪でもなんでも世間の目を引くことがまず大前提であったと。
それで実際『行列の出来る〜』に出演するようになって、そしたらまさかまさかの大阪府知事、大阪市長、そして維新の会という政界の中にまで殴り込みをかけた。
この行動力にはスゴいと思ったんだよね。最初は自分もなんなんだこの人は??と思ってた側でもあった。
で、ここまで有言実行で突き進んできた人間であれば、もしかしたらタイトルで豪語するだけあって何かしらの沖縄の未来へのヒントを投げかけてるのかもしれない。
ということで読んでみたんですよ。
いや〜、個人的には相当面白かった!
自分も時たま沖縄はこの先思い切ってこうしていかないとどうにもならないんじゃないの?いつまで内輪で同じこと繰り返して啀み合ってんの?的な少々強めな発言もしてるけど、その考えそのまんまというか、より具体的で検証立てながら、こうしていくしか方法はないでしょ!?
的なことが分かりやすく書かれていて、すごく説得力がある内容だったと思う。
そんなこと言ったって夢物語だよ、そんな簡単に沖縄を動かせるならとっくに解決してるよ、複雑な奥深さまで理解してないんだよ、ってなことを言う人もたくさんいると思う。
んでも、実際に彼は大阪を劇的に変えてきた実績がある。
周りに無理だ無理だ、やってらんない、着いていけないと離れていった人間もたっくさんいる。
しかし彼の推進力はそれ以上であったわけなんだよね。
いや〜、これだけのブレないリーダーシップを発揮できる人間が沖縄に現れてくれないものかね?
そして大阪以上に沖縄に可能性を感じている橋下氏
沖縄は東洋一の観光リゾート地になれると断言している橋下氏
だったら彼にやらせてみれば? 痛い目見るだけだぜ?ってのも分かる。
おそらく彼がやる、ということと、沖縄の地盤から現れたカリスマがやる、ということは意味合いが全然違ってくるし、彼も沖縄からそういう人間でありそういう行動が生まれるべきだと説いている。
もちろんやり方や方針に賛否両論あるのは当然。
しかし、まず読んでみて欲しい。沖縄の人間ならなおさら読んでみて欲しい。
外から見るからこその未知数計り知れない可能性、そして外から見るからこその内側で争う愚かさ。
まずは読んでみて欲しい。
そして各々の考えや持論を述べ合うことが始まり出しでもすれば、必ずや何かが変わっていくと思う。
そのきっかけになれるだけでも、この本が出版された意義はものすごく大きいと思う。
まずは手段を選ばずとも人が興味を持つように仕掛ける、ある程度無謀でもいい、そしてウネリを作り上げ社会情勢を変える!
これでしか社会は変えられない、うん、そう思う。
人は自分自身にとって興味があることでしか動かないようになってしまっているから、そうなるように社会に仕立て上げられているから。
だったらやるしかない、沖縄をどうにか変えていきたいならやるしかない。
そんな政治のコネには一切屈しないカリスマでも現れたら、全力で応援していくよね♪
今、これだけコロナ感染で混乱している日本の社会情勢にも同じこと言えそうだよな。ブレブレ過ぎでしょ。トンチンカンて言葉はまさにこのことだよって思っちゃうよ。
とにかくまずは読んで欲しい!
もう返却したけど、またお金出して買ってもいいかなとも思う。
久々にロックンロールを感じたよ(´∀`)
ィヨロシクロックンロール!!
E.KEMURA
最新記事 by E.KEMURA (全て見る)
- 沖縄のウォーターヒストリーを学ぶ!『No Life No Water』 - 11/17/2024
- 豪州ゲストを沖縄戦跡ツアーへ - 11/14/2024
- コストコでも行っトコかー - 11/11/2024