『生きてるだけでまるもうけ』
言わずと知れた明石家さんまさんの明言ですね。
ビギンが歌う『笑顔のまんま』でも重要な歌詞として出てきますね。
今日は少しマジメに、というか自分自身へ言い聞かせる意味も込めて書いてみます。
昨日、昼過ぎからワタクシ E.KEMURA は自身の古里である名護へ行ってきました。
同級生の告別式です。
あまりに早すぎる他界です。
いっぱしの料理人を夢見てる道半ばでの他界です。
死因は『末期のガン』でした。発覚してから僅か1年半だったとのこと。
若い若いと言ってみても、考えてみればそういうことも考え始める歳なのかも。
人間いつ何が起こってもおかしくない。誰だって自分には関係無いと思ってしまう節がある。しかしそうではない、人間とて脆く儚いものである。明日は我が身なのである。
一日一日精一杯生きないと。
死んでしまったら全てが終わり。どんなに頑張ったって、どんなに稼いだって、どんなにいい家庭を持って幸せでも、死んでしまったらそれまでなんだ。
生きてるってことを、死を目の前にして痛感するのはなんとも皮肉だ。
でも、そこからしっかりメッセージを受け取らないと。
生きてる喜び、生きてるありがたさ、生きてるからこそ感じられる『今』という感覚、何気ない日常の幸せ。
その当たり前を忘れがち、一日一日の大切さを忘れがち。
さんまさん、先日こんなことも言っていた。
『さんまさんにとって、これまでで一番ベストだと思えた時っていつですか?』
との問いに、
『オレにとってはいつも今日が、今がベストな自分なんや!過去のベストは過去のベスト、過去ベストを毎日塗り替えて、今日のオレが過去最高の自分なんや!』と。
うぉ〜、めちゃくちゃカッコいい!こういう人だからこそ常に笑顔で常に人々に幸せを振り撒くことができるんだなって。それこそ生きてるだけでまるもうけ!なんだなって。
今日を昨日以上にしていこう!と毎日思えたら、一日一日への想いも自ずと変えていけるよね。
それから、一度落ちるとこまで落ちた経験、または九死に一生を得た経験したことがある人ってものすごくメンタルが強いと思うんです。
あの時一歩間違えたら死んでたかもしれない、せっかく生かされた命、この先とことん生きてやろう!って。そうなるとたいていのトラブルに対しては、こんなことくらい大したこと無い!今生きていられるだけでハッピーじゃないか!と。
自分自身、いちいちたわいもないことが気になったり、失敗したらどうしよう。などと知らず知らずに考えちゃう。でも、彼らにしてみればそんなちっちゃなことが悩み? くだらない、いらん心配、時間の無駄だ!しっかり今日を生きられているじゃないか!と感じるんでしょうね。
自殺者も多い昨今、ほんとに、死んでしまったらそれまでなんだ。
辛くたって苦しくったって、生きてこそなんだ。
病気のように内的要因はどうしようもないかもしれない、
でも外的要因ならば無理矢理環境変化をすればいい。
仕事が辛けりゃ辞めるべき、学校辛けりゃ休めばいい。『生きてこそ』なんだ。
ある方が言っていた。仕事で自殺なんて本末転倒、仕事なんて生きていく手段の選択肢の一つでしかない。なんで仕事なんかのために人生棒に振らないといけないのよ。なんで仕事のために家庭を崩壊させないといけないのよ。やりたくもない仕事なんてやるな、人のためじゃない、自分のために生きろと。
日本人はこういう考え、もう少し取り入れるべきだよね。
時間が経てば、なんであんなことで悩んでたんだ、なんでそこまで苦労してたんだと客観的に思えるはず。
目の前にばかり捉われていると横の逃げ道見逃しちゃう。
辛くて仕方なくなったら、なにもかも辞めて携帯も捨てて海の前に3日くらい座って眺めてみるといい。
そういうわけじゃないんだけど、ワタシは2、3日に一度は海を見に行く。ほんとに何もかも忘れて海だけを眺めることができる。波の煌めき、波の音、魚たちの群れ、カニ、小鳥。そうすると、見えてなかった横の細道が見えてくる。
今日も朝一海に行った。オジーオバーたちが朝早くから集まって笑顔でユンタクハンタクしていたわけ。うり、オジーオバーになっても毎日が楽しいよ!こちらのオジーオバーたち、今日の自分が過去ベストなはずね♪ そういうオジーオバーに自分もなりたい、うり!目標が一つ増えた(^^)
生きてこそだぜ、生きてこそ!
ひーでー、辛い中よくがんばったね、安らかにね。
オレ、今日をベストにロックンロールで精一杯がんばるよ!
天国で旨い料理振る舞ってな!
E.KEMURA
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