ハッピーホリデーロックンロール！！！
今日は皆さんお楽しみなクリスマスデーですが！
ワタクシ、ボスイケムラはしっかりロックンロールチューズデーをこなしてきましたよ〜(´∀｀)
聴いて頂けたでしょうか（＾＾；
いや、さすがに今日は無理だった方も多かったかもしれないので、よければラジコで〜♪
今日のネタはね、せっかくのクリスマスなんで、琉球のインビジブルというよりは『クリスマス』のインビジブルをお伝えしてみました♪
さすがにちょいとは琉球とクリスマスという部分も絡めてね(´∀｀)
というわけで、今宵もロックンロールレディオをブログで振り返ってみましょう〜！
まず、
クリスマスというのは、クリスチャンにとってものすごく大事な日で、所謂宗教的な意味合いが強い日なんですよね、実は。
イエスキリストが生まれたことを祝う『聖誕祭』となっています。
なので、日本のようにワイワイ騒ぐお祝い事ではなく、家族や親戚揃って神様に感謝を表す日になっているんですね〜。
２５日はどこの会社、行政機関、軍人も休みになります。
よく聞くと思いますが、欧米ではクリスマスは家族と、ニューイヤーは恋人や友人たちと楽しむイベントなんです。
ま、文化の違いと言えばそうなんでしょうけども、しっかりと各国の趣というのは知っておく方がいいでしょうね。
海外に行って、クリスマスにはデートしようよ！とかパーティーしようよ！と言うと、なんだコイツ？と思われかねないのでね（＾＾；
そしてより決定的に違う部分、そして外国人から嘲笑されやすい誤解もあるのでそのあたりも。
逆に大晦日から新年にかけては友人知人とワイワイし、１月２日からは仕事。
大晦日や新年にみんなで遊ぼうよ！というのは逆に日本人にしてみれば失礼だったりもするわけで、相互理解が必要ですね♪
欧米では Thanksgiving Day（感謝祭）、そしてクリスマスには『ターキー（七面鳥）』や『ローストビーフ・ハム』を囲んで皆で食べます。
決してケンタッキーフライドチキンではありません（＾＾；
ここには面白い逸話があって、KFCもしっかり認めている事実、というか我々がクリスマス＝チキンを広めたという自負すら感じられる。
簡単に言うと、1970年代、まだKFCも数店舗しか日本に入ってきていない時代、とある外国人客がクリスマスのディナーに七面鳥を買いたいけど日本では手に入らないのでチキンで代替えしようと閃いたらしいんです。
それを逆手にとって、当時の営業マンがクリスマスにはチキンを！という戦略を打ち立て、それが爆発的に支持されていったという話。
スゴいですね〜、ある意味国の文化を作り出したわけですから。
さらに欧米人が不思議に思うことに、クリスマスケーキがあるようです。
クリスマスにはイチゴの乗ったショートケーキ！というイメージも日本独特なよう。
彼らはイブの日にクッキーを焼いて、それをサンタさんに食べてもらおうとツリーの下に用意するんだとか。
それとまた面白いのが、クリスマスプレゼントをもらうために靴下を用意しますよね？？
あれにもしっかり意味があって、実はサンタクロースのモデルとなっているのはキリスト教の聖人『セント・ニコラウス』。
彼がある時、３人の娘を身売りしないと生活ができないという家族の存在を知り、夜中に煙突から金貨を投げ入れたらそれが暖炉側に干してあった靴下の中に入ったと。その金貨で娘の身売りを避けることができ、幸せに暮らせたという話が元になりクリスマスイブには靴下を飾るという習慣ができたと。
あと、もみの木も実際の木を買って来て飾り付けします。ホリデーシーズンが終わると業社に回収してもらうんだとか。豪快ですね（＾＾；
クリスマスカードもとても大事ですね、日本の年賀状と同じような感じかも。ただ、クリスマスまでに間に合うように送るのが一般的。そのカードもツリーと一緒に飾るようです。
当日は親戚や知人が多く集まり、みなプレゼントを持って集まります。なので子どもたちは大人がたくさん集まれば集まるほどプレゼントをたくさんもらえるわけで、ここも日本のお正月、お年玉と被る部分があって面白いですね♪
で、ここ最近のトレンドらしいんだけど、面白い習慣があったのでお伝えを♪
もしかしたらここ数年で日本でも爆発的に流行るかも♪
それが『Elf on the Shelf』という、『棚の上の妖精』なんだけど。
この妖精はサンタのお手伝いで、クリスマス近くになると各家庭に忍び込んで子どもたちが良い子かどうかをチェックする、いわゆるスパイらしいんですね。
なんとも可愛いスパイ♪
家の中の色んなところに隠れていて子どもたちを観察、そして夜中になるとサンタの国へ帰っていってそれぞれの子供の様子について報告する（＾＾）
明け方にはまた各家に戻って来て、前日とは違う場所で隠れて子供を観察しているという。（その動きが子供に取っては不思議でもあり真実味が出るらしい。なるほど。）
なかなか面白い仕掛けじゃない！？ ぜひウチにも来てもらおうと思ったもんね（＾＾）
今日はクリスマスイブ。
クリスマスイブの夜でエルフのお仕事は終わりです。北極に飛び立って、またクリスマスの前になったら戻ってきます。エルフに会えなくなるのはさびしいけれど、また来年！待っててね！
➡︎ https://t.co/OwzqUUM6ax#エルフオンザシェルフ#ELFONTHESHELF@elfontheshelf pic.twitter.com/x0JZroZk6G— PLAZA【公式】 (@plazastyle) December 24, 2018
うまく隠れているエルフ紹介サイトも面白い(ﾟ∀ﾟ)
このエルフは要チェックだね！
そしてスパイと言うところでもう１ネタ
ここまではラジオでは伝えきれなかったんだけど、琉球とキリスト教という重大な歴史もあったのよね。
近年では『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』が世界遺産に登録されて注目を浴びているけど、実はキリスト教と琉球にも興味深い歴史があって『八重山キリシタン事件』という事件が起こっていた。
時は１６００年代、薩摩の支配下に置かれていた琉球でも、幕府によって他国からの宗教が入ってこないよう禁教令が敷かれていた。
そんな中、石垣島に一隻のスペイン船が漂着する。当時の石垣の有力者『石垣永将』はこの船を助け乗組員を自宅などで保護、しかしその中にはキリスト教の神父も乗っており、石垣たちはキリスト教の教えを受けたとして死罪・家財没収に処され、子孫も流罪とさせられた。。いわゆるスパイ疑惑ですよね。
その殉職とも言える石垣の死を悼んで、石垣島には御嶽があるようです。
しかも碑に彫られている『紋』が十字架と琉球を組み合わせたような形で、すごく考えさせられる存在だな〜と思わさせられます。
ということで！
今宵はクリスマスからのスパイ大作戦！という形でお届けしました！
放送後１枚はルネッサーンス！！
シャンメリーで乾杯でした(ﾟ∀ﾟ)
ワワワケンロー！！！！
E.KEMURA
最新記事 by E.KEMURA (全て見る)
- ギノワンダラー Vol. 34 宜野湾が生んだスーパー琉球キング - 04/24/2024
- おまけにギノワンダラー Vol. 33 『お金で世界を感じ展』＠宜野湾市立博物館 - 04/22/2024
- いちおうギノワンダラー Vol. 32 『帰ってきた西普天間』 - 04/20/2024
