Invisible RYUKYU 第40回目は『組踊&国立劇場おきなわ』

すごい! なんと早くも エフエム沖縄 Invisible RYUKYU 出演が第40回目を迎えました!!

どこまで記録を伸ばせるんでしょうか(^^;

とにかくやれるところまでやっていきます!

今後とも一つ、ィヨロシクどうぞ~!

と、本日のインビジブルネタは、オキナワンダラー最新号が『組踊』を特集していることもあって、ラジオでも『組踊』について紹介させてもらいました~♪

『組踊』ということで、なんと毎度のコーナー入り唄シリーズは、皆さんご存知『オキハム』さんのCM組踊バージョンで強行!しかもわざわざ女性バージョンを(^^; 

ウチナーンチュなら誰でも知ってるCM!! そこがスゴい! 

してホントに実際の組踊観たらビックリすると思うけど、まさにこのCMの抑揚そのまんまなわけ♪

今日の放送、聞き逃したやっさ~という方、ラジコにてそんなワルノリも含めてぜひ追っかけ再生でお楽しみください(^^)

で、なんで最新号が組踊特集だったかっていうと、実は明日の14日から国立劇場の自主公演である組踊『雪払い(ゆちばれー)』が上演されるのと、17日にはなんと!多言語オーディオガイド対応で、外国人でも組踊についての小講座&上演を楽しめるという『Discover KUMIODORI 2018』が開催されるんです~!

多言語で楽しめる組踊プログラム!

多言語で楽しめる組踊プログラム!

そういう部分も紹介しながら、今回は『組踊』に関しての大まかな概要&国立劇場おきなわに関してお届けしましたね(´∀`)

それこそ国が管理する『国立劇場おきなわ』という素晴らしい施設であるんだけども、まだ行ってみたことない人が多いんではないか?

さらにエフエム沖縄の目と鼻の先であるというのに、ギャラリー見学者でも、見学ついででも行ったことない人が多いのではないか!? というところもあってね。

今日はまずその施設についても簡単に紹介させてもらいました♪ ぜひ足を運んでみてもらいたいという想いで♪

次週に『組踊』に関してのもっと深めの部分お届けしますね!

というわけで、まずのまずで『組踊』

今回上演される『雪払い(ゆちばれー)』 沖縄なんだけど、、雪という設定も組踊ならでは! 写真: 国立劇場おきなわ

今回上演される『雪払い(ゆちばれー)』 沖縄なんだけど、、雪という設定も組踊ならでは! 写真: 国立劇場おきなわ

今や『国の重要無形文化財』、そしてユネスコの世界遺産『人類の無形文化遺産の代表的な一覧表』にも記載された伝統古典芸能なんです!!

そもそも組踊とは

組踊とは、せりふ、音楽、所作、舞踊によって構成される歌舞劇であり、首里王府が中国皇帝の使者である冊封使を歓待するために、踊奉行であった玉城朝薫(1684~1734)に創作させました。1719年、尚敬王の冊封儀礼の際に初演されました。

朝薫は生涯において、薩摩や江戸に公務で7回出かけています。そこで能や狂言、歌舞伎などの大和芸能を鑑賞し、琉球国内では中国戯曲を鑑賞するなどして造詣を深めました。そして、琉球古来の芸能や故事を基礎に、大和芸能や中国戯曲にヒントを得て組踊を創作したのです。朝薫は「執心鐘入」「二童敵討」「銘苅子」「女物狂」「孝行の巻」をつくりました。これらの作品を〈朝薫の五番〉と称しています。組踊の担い手は、王府に勤務する士族とその子弟(すべて男性)でした。         by 国立劇場

という、300年もの歴史を持つ伝統芸能なんですね~。来年で初演から300年!

もともとは冊封使を歓待するために創られたもの、ということは士族のみの楽しむエンタメで、創始後長らくは王府直属の踊り手楽童子などが多々活躍していた。全て男性。

楽童子とは勉学のみならずや踊り楽器演奏に長けていた美男子集団、これが江戸上りなどの行列では大熱狂で迎えられたとか。

しかしその後、ここにも琉球処分の影響が強く及び、、

廃藩置県後にはそれまで王府直属で踊りを担っていた士族やその子弟たちも職を失することとなる。

そこで、下町に流れて庶民に対して組踊や古典舞踊を披露する者が出るようになったり、より芸を肥やして新しいジャンルの演芸を生み出す者も出てきた。そこから『雑踊り』や『創作舞踊』といった琉球舞踊へ派生していくことになる。

そういった流れから『組踊』は後に民衆でも楽しめる芸能へと変わっていき、新しい演目も生まれるようになってきた。

最終的に今では60本以上の組踊の演目が確認されているという。

そんな激動の歴史を持ちつつも長く大切に受け継がれてきた琉球無形文化は、戦後の日本復帰と同時に『国の重要無形文化財』に指定されることになる。

がしかし、そんな重要な指定を受けたところで、当時は継承者の育成、調査機関がほとんどなかった。

そこで組踊など沖縄の伝統芸能の保存振興を目的とした『国立劇場おきなわ』が2004年遂に開場し、定期的に組踊が上演されるようになっているとのこと。

確かにカッコいいよね!

確かにカッコいいよね!

『先人たちから脈々と受け継がれてきた組踊の伝承者を育成するため、研修事業も行われ、いまや若い優れた世代が育ちつつあります。』とのことなんですね~。定期的に研修生募集してて、育成にも力入れているみたいよ。

で、この国立劇場、実は日本全国で5番目の国立劇場なんだってよ!?

他には『国立劇場』、『新国立劇場』、『国立能楽堂』、『国立文学劇場』があって、それらを肩を並べている劇場ってことで、改めてそう聞くとスゴイよね!?

ウチナーンチュの感覚だと、あ~、ハイハイ、勢理客のあっちのね。ていう具合だと思うけど(^^;

実際はとても由緒ある施設なんだよね~!

そんなことがよく分かるエピソードもあって、2004年の開場の際のこけら落としには天皇皇后両陛下もご出席頂いて、執心鐘入をご覧になったのちに、『国立劇場 沖縄に開き 執心鐘入 見ちやるうれしや』という琉歌を詠まれている!

さらに2014年の開場10周年では秋篠宮同妃両殿下が出席されてもいる。

国立劇場見る目が変わってきたんじゃない(^^;?

さらにさらに言えば、国立劇場おきなわでは組踊以外にもいろいろな公演も行われているんだけど、劇場入ってすぐのとこにある資料展示室には無料で入ることが可能。またそこでは、季節ごとに企画展も行われているので、それを見るだけでもいろいろと学べることがあるのよ。

今のタイミングではね『平成30年度 第3回企画展 「ウチナー芝居入門」』てのをやってるよ♪

資料展示室は観覧無料!

資料展示室は観覧無料!

組踊『女物狂』の顔ハメ看板まで♪

組踊『女物狂』の顔ハメ看板まで♪

して、なんとこの国立の劇場、劇場の貸出まで行っていて、平日の12時間、なんと36万円から借りることが可能~!!

安い!のか、高い!のかよく分からんけど、とにかくそういったことも可能なんです。

また、劇場前の公園は『組踊公園』と名付けられていて、遊具とかがあるわけではないんだけど、組踊に関するオブジェがあったり、屋外のステージがあったり、噴水流れていたりと家族でマッタリ、一人でノンビリするにもバッチリな公園になってますよ♪

劇場目の前の組踊公園もいい感じ♪

劇場目の前の組踊公園もいい感じ♪

エフエム沖縄のすぐ目と鼻の先なんで、ギャラリー見学しながら足を運んでみるのもいかがでしょう(^^)

という感じで、今回は『組踊』に関してと、国立劇場おきなわに関しての紹介をメインにお届けしました♪

最近では『現代版組踊』も話題になっていて、何代目かのあまわり役が役者として頑張っているようだよね♪

こういう入り方も、まずの興味の入り口としてとてもいい取り組みだと思う。今や勝連の子たちはあまわりを確実に知っているだろうし、勝連の英雄が悪者にされているという不信が芽生える。そこからいろんなことに興味持つって流れもすごくいいじゃん??

次回はさらに『組踊』を深堀してお届けしたいと~思います!

ということで、今宵の放送後の1枚はオキナワンダラー組踊号の表紙にもさせてもらった『二童敵討』の阿麻和利のポーズを!!

3人で阿麻和利ポーズ!!ワケンロー!!

3人で阿麻和利ポーズ!!ワケンロー!!

次週もお楽しみにワワワワケンロー!!


The following two tabs change content below.
E.KEMURA
沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字マガジン Okinawanderer の発行、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中!