あ〜の日あの〜時あの〜名護でキミに逢えなかったら〜(´∀`)
ワワワワケンロー!!
ということでね、今宵のインビジブルはまさに昭和世代なら誰でも知ってる『東京ラブストーリー』ならぬ『ヤンバルラブストーリー』を紹介してみました〜♪
とその前に!
まさかまさかの、本日のインビジブルで放送回数なんと100回記念だったんです〜!
ドンドンドンパフパフパフ〜!!
すごい! 週一とは言え、まさか100回目を迎えることが出来たなんて!
これもひとえにロックンロールのお陰です♪ いや、聴いてくれる皆さんのお陰です♪
今後とも突っ走れるまで突っ走るんで、ィヨロシクどうぞ〜!!
と話を戻しまして、本日はヤンバルのラブロマンス、しかも名護に絞ってのラブストーリーをお届けしました。
何と言っても今週末が名護の桜祭りですからね、ぜひこの機会に知られざる名護のラブロマンススポットへも足を運んでみてください♪
まずは!!
これも何かすごく縁を感じますが、今年また月曜シェアタイムのコーナーにもなっている、『FM組踊』でもここ1、2週間ほど話題として取り上げられている『手水の縁』から(´∀`)
この組踊『手水の縁』は琉球王国きっての文学者と称される『平敷屋朝敏』の代表作で、組踊の中でも珍しい恋愛ものとなっていますね。
その内容自体にはヤンバルのこととして書かれてはいないんだけど、実は名護の許田の手水という話が元となっていると言われている。
組踊の内容とは若干違いはあるものの、許田の方はもっとシンプルにこういう話。
その昔、名護の許田に相当美しい娘がいたそうだ。
ある日、その娘が地元の泉で水を汲んでいたところ、首里の侍が通りかかって、娘に水を一口飲ませてくださいとお願いしたと。
そこで娘は柄杓を用いて水を渡そうとしたところ、侍は『ぜひアナタの手で水を汲んで飲ませて欲しい』と伝えたそうな。
立場上のこともあったんでしょう、断りきれずに手ですくって飲ませたそうな。
その仕草と娘の美しさに侍は一気にほの字になってしまい、娘を首里に連れて帰ってしまったという話。
地元の若者たちからは大変悔しがられたという話もある。
それからその泉のことを『手水』と呼ぶようになり、今ではしっかりと整備もされて湧き水がコンコンと湧き出ている。
その昔話から、ロマンスを夢見て縁結びの願掛けに訪れる人も多いんだとか♪
今では橋もかかり許田の集落にまで足を運ぶことは少なくなってると思うけど、昔は橋もかかっておらず、名護まで向かうには許田の入江を経由しないと行けずに、道沿いにあった許田の手水は多くの旅人の憩いの場にもなっていたらしい。
58号線から入ったすぐのところにあるので、ぜひついでにでも訪れて縁結び祈願に訪れてみてはいかがでしょうか♪
それからもう一つ、これまた名護のラブストーリーを(´∀`)
今度は許田が名護の入り口としたら、名護の最北あたりに位置する『源河』の話。
源河には、琉球時代に北部最大の大農富豪と言われた『源河ウェーキ』という屋敷跡が今でも残っている。
建物が残っているわけではないんだけど、フールとか石垣とかはしっかり残っていて、それこそ遺跡に近い感覚で残っている。
ちょっとした高台にあるんだけど、そこからの景色も素晴らしいし、その一帯あたり全体が敷地というほどの豪農だったらしい。
この屋敷跡を見るだけでも訪れる価値はあるんだけど、実はその源河ウェーキと関連があるんじゃないかと言われる昔話があって、今でも沖縄芝居の人気演目として知られるのが『夫振岩(ウトゥフイジー)』
源河沖にポツンと浮かぶように見える岩に纏わる教訓話です。
その昔、源河のある豪農にとびっきりの美人娘がいたそうな。
家は金持ちだし、容姿端麗、もちろん縁談話が後を絶たなかった。
しかし親としては娘の将来を案じて、村一番の働き者に嫁がせることにした。
ただその働き者は、たいそう真面目ではあったけども容姿が醜く、小太りにハゲのある頭だったとか。
そうなると娘の方は全然面白くない。無理に結婚させられた生活に不満だらけ。毎日文句ばかり。
となると夫の方も面白いわけもなく毎日ケンカばかりしていたという。
そこで手に負えなくなった双方の両親でとある作戦を立てる。
この二人を船遊びと称して沖にある岩島まで連れ出したのです。
そして島に着いて、貝などを拾おうと船から二人を下ろした途端二人を置いて船はGet back!
なんと二人を岩に置き去りにしたのです。
わめき叫び、終いには怒り狂う二人!
しかし泣き叫んだところでどうにもなりません。
やがて日も暮れ夜になり、波風も激しくなり、寒さに震える二人。
最初は口も聞かずそっぽ向き合ってた二人だけど、あまりの寒さでブルブル震え泣き出す嫁の姿に夫の方がさすがに見兼ねて自分の着ていた上着を被せてあげたのでした。
その愛情に深く感動した嫁は、これまでの態度を悔い改め泣いて詫びたのです。すると夫の方も自分も悪かったと詫びて抱き合ったのです。
翌朝、両親たちが再び岩に戻ってくると、そこには仲睦まじく体を寄せ合う二人の姿がありました。
それからは一転、村一番のオシドリ夫婦として皆んなから羨ましがられる夫婦となったということです。
そこから、横柄に夫を振り回すような妻にならないように、という教訓を伝え残すために『夫振岩(ウトゥフイジー)』と名付けたという話。
北向けに走ると源河小学校跡手前から右に入っていくと源河ウェーキに着くし、その交差点から沖の方にしっかりと夫振岩を見つけることができます。
あんな岩に一夜でも残されたらたまったもんじゃないってのが分かるよ(^^;
そうそう、源河ウェーキに上っていく途中には卵の自販機もあって、新鮮直送の卵が買えるのと、運が良ければ双子卵が確実に入っているパックも購入することもできます♪
ぜひぜひ足を運んでみてください(´∀`)
ロマンスの神様 in ヤンバル!!
して本日放送後の一枚は、100回記念を祝してかけさせてもらった永ちゃんのライブスタンダードナンバー!
『Traveling Bus』をかけながらのタオル投げ〜!!
お二方には無理やり付き合ってもらったぜ(´∀`)
サイコー過ぎる!
今後とも一つィヨロシク〜!!
ワワワワケンロー!!!
E.KEMURA
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