30㎠で¥5000!その額が妥当か不当か、そこにこそビジネスの真髄が

ビジネス

今朝ね、いつものように出勤前ビーチ行って来たんですよ。

えぇ、トロピね。

したらビーチ入り口に立て看板が、、ん? あ〜そうか!!そういや明日って海炎祭か!

で、すでに入れないば?? ここまで来たのに??

と一応入り口覗いてみると、まだ大丈夫なよう。

んでも駐車場はすでに業社トラックが所狭しと並んでいて、その間に無理矢理駐車して毎度の海へ。

階段を上がってくりびつぎょーてん!

もうテーブルというテーブルにシートやテント張られてて、雨除けの為もあるとは思うけど、いつもの光景ではないわけよ。

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して、遊歩道少し歩くと、なんじゃこりゃー!!

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何千脚?くらいのびっしり並べられた椅子!いす!イス(」゚ロ゚)」!! コッシーかい!

しかもよくよく見ると、レンタル会社のものらしいし、作りはいたってシンプル!パイプ椅子のプラスチック版といった感じかな。

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実は去年始めて会場まで入って花火を見たけど、まさにこの位置で。(立ち見ではあったけど、招待券頂いたのでね。)その時はもう会場が人で埋め尽くされていて、いつも来てる海が全く違う現場にいる錯覚すら覚えたわけ。

で、今回たまたま朝方に誰もいない現場で会場を見渡すと、なんというか現実を見たと言うか、見てはいけないものを見たというか(^^; 我に返って現場を生々しく見てしまうものなのよね。

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ズラーっと並ぶイスを見て、このエリアの席だと確か1席¥5000くらいだったような。

してこのエリアだけで1000席はあるよな。

てことは、1000席 x ¥5000 = ¥5,000,000

こういうエリアがあといくつもあって、それより高いVIP的なエリアもまだまだあって、軽く数千万円、いや、もしや億いってる( ̄▽ ̄;)??

くらいのことを想像しちゃうわけで。

普段何気なく通っているビーチ、癒しを受け、元気をもらっているビーチ。

そのビーチが、そのビーチのたかだか30㎠が数時間座るだけで¥5000に化ける。

いや、もちろん花火という対象があってこそで、いろんなイベント企画もあってこそである。

ただ一番のミソは、その場の雰囲気作り、その場にいることによる特別感を持たせることなんだなと思ったわけなんです。

花火は正直どこからでも見れる。会場に入らないと見れないわけじゃない。

というか、お金払って花火見るば??ってのが本音のとこなのかもしれない。

そしておそらく本来は、JAL主催であるので観客のほぼほぼは観光客であって、もともとツアー料金に組み込まれているという前提があってのことかもしれない。

ただ、そういうことを差し引いても、やっぱり30㎠のパイプイスに5000円というのは、ビジネスの根本というのか、そこに価値を見出せたら高くはないわけなんだ。

昼この現場見て、こんなズラーっと並んだイスの殺風景で隣同士出入りにも気を使いそうな光景見てしまったら、正直これで¥5000は無いだろ〜。。

と思っちゃったりもするんだけど!

去年始めて現場を見て、それはもう人でごった返して歩くのもままならないような状況で、そのお祭り騒ぎの雰囲気の中でワクワクを刺激されて、どんな花火が上がる!?どんな仕掛けが待ってる!?どんなサプライズで驚かせてくれるんだ!?

という見せ方、持ち上げ方をうまくコントロールでき、ほんとに素晴らしい花火で感動させてくれるのであれば、そこは人によっては¥5000払っても妥当だ! いや、もっと払ってもいい! せっかく沖縄に来てるんだから、¥5000でゆっくり座って特別感味わって見れるなら¥5000払う! 連れの子供やじーちゃんばーちゃんにゆっくり休みながら見て欲しいから¥5000払う。

いろんなパターンがあるんだと思うけど、結局はその人の価値観・対価が値段にふさわしいと思えれば払うんだよな。

これこそがビジネスの原理原則。

必要無いものはいくら安かろうが必要無い。

逆に必要なものならばいくら高くっても必要なわけだ。

ただ、その価値・必要性をしっかりと伝えきれなければ、対価に等しいとは判断してくれない。

いくらいいものを作っていても、マーケットに必要であると認識されないことには売れないわけなんです。

みんなそれぞれに自信を持って誇りを持ってビジネスはしてるはず、世の為に仕事をしているんだ!という思いもあるはず。

しかしもう一歩踏み込んでその素晴らしさ、こうこうだからこういう風に使えるんだ、こういう時に使って欲しいんだ、こういう特徴があるからアナタにピッタリなんだ、というところまで伝わらないと対価に等しいと思ってもらえない。

その部分まで伝える作業はできていますか?

非常にもったいない!

せっかくいいものを持っているなら発信しなきゃもったいない!

狭苦しい30㎠が¥5000に化けるんです、なぜならそれでも払っていいという価値を見出したから。その金額を払うことで、掛け替えの無い経験ができると思ったから。

花火のように人々の心へ感動を与えられる商材は持っているんだ! なかなか理解してもらえないけど。

そういう方々いっぱいいますね。

その価値を伝えるためのもう一歩の行動を起こしましょう。

我々の役割はそこの発信作業に当たるんです。

ぜひ!アナタの商材やサービスの素晴らしさを聞かせてもらって、価値を何倍にも引き上げるお手伝いをさせてもらえたらと思います♪

お!? なんかまじめーに書いたやっさ!! たまには本業のことも書かないと、このロックンローラーは一体何モンか( ̄△ ̄;)となるからや。

気になったりしたら、お気軽にお問い合わせくださーい!

ワワワケンロー!!!!


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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