北中城村発のヒーロー村民劇!

琉球ワケンロー

ここ最近、比嘉トーマス太郎さんの話題で賑わいを見せるウチナー。

そう、戦後80年の節目でもあるんだけど、沖縄からの海外移民125年の節目でもある2025年。

移民としてハワイに渡った両親の子供としてハワイで生まれた比嘉トーマス太郎。幼少期は沖縄に戻り祖父母のもとで育ち、再びアメリカに戻ってから米軍の通訳兵として沖縄戦に加わった。

その際にウチナーグチを使い、ガマに避難している地元住民を安心させて投降を呼びかけ、多くの県民の命を救った人間として知られている。

ここまでは自分も知ってはいたけど、戦後ハワイから荒廃した沖縄に550頭もの豚を送った偉業にも彼が関わり、ハワイで今や名物にもなっている「オキナワフェスティバル」も彼が中心になって立ち上げたことまでは知らなかった。

そのようなとんでも偉業を、彼が幼少期を過ごした北中城(当時は中城)村の地元人が立ち上がって、村民劇として創り上げたのだ! 出演者も全て演劇素人の村民!そのことをウチナーメディアが大きく取り上げてくれているというわけ。

劇披露会では、比嘉トーマス太郎の娘さんもハワイから駆けつけてくれて、感動してくれている姿がとても印象的だった。

しかも昨晩はその劇をフルスケールでTV放送してくれて、食い入るように観させてもらいました♬

これで北中城に、世に誇る村民劇が完成した!

というか、考えてみれば県内各市町村ごとに偉人伝や伝承話があるわけで、それを地元ごとに学び、劇みたいな形でアウトプットしていくことでアイデンティティはとにかく研ぎ澄まされるのではないか!?各市町村ごとに相乗効果現れるのでは!?とも思った。

中城にはすでに「護佐丸」がいるので、北中城が「比嘉トーマス太郎」にスポットを当ててくれたのもとても良かったのかも。(正直自分の中では「中城」はかなり強烈な密歴史持ってると思ってるけど)

とにかく全ての行程に感動した!

みなさんもぜひ、比嘉トーマス太郎を調べてみてください😎🤟

ロック!


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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