琉球のターニングポイントを知るかもしれない『山川陵』

琉球ワケンロー

どうにも気になる王陵『山川陵』

山川の玉陵だとか、西の玉陵だとかも言われたりする。

そんな山川陵に付いての歴史講座が本日あるというもんだから、そりゃ行ってきた!

なーるほどね〜、王族の陵であることは間違いないのだけど、いろいろと情報は錯綜しているらしい。

玉陵、浦添ようどれ (極楽陵)は周知の通り。

しかし山川陵、末吉陵、宝口陵(消失)、さらには山川陵隣の金武御殿墓、さらにさらにその近くにある池城殿内の墓からも何かしら尚元王時代の闇に秘められた関係性も窺えると。

お〜!そうなんだよ!

絶対その頃の王位継承に何かしらの闇が隠れているはず!

金武御殿といえば尚久、そして尚久は尚元王の三男、兄の尚永が薨去したあと王位を継げたかもしれないのに、敢えて姉の子である尚寧(甥っ子)が王位を継ぎ薩摩侵攻が起こる。しかも尚久の母親は池城殿内一世の池城安基の娘なのだ!

ちなみに尚永は長男でなく次男。長男・尚康伯は庶子ということで王位を継げず、護得久御殿の一世となり、二世は尚久の七男が養子に入り護得久御殿を継いでいく。

研究者知見でも疑われているとなると、こりゃあるな!

ん〜琉球ロマン!

ワワワワワケンロー!


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E.KEMURA

E.KEMURA

沖縄県内で、外国人向けのフリーペーパー Japan Update の運営を経て、現在は沖縄英字ウェブマガジン Okinawanderer の発行、国際交流プログラム開催、および外国人向けライフスタイルサイト Okistyle を運営する(株)琉球プレスの代表。日々外国人と民間業者との接点を作り出すコーディネーター、コンサルタントとしても絶賛驀進中! 2018年より毎週火曜日午後7時台エフエム沖縄『Share TIME』にボス・イケムラとしても沖縄の隠れた魅力を発信中!
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